長距離自然歩道を歩こう!

長崎島県地図

長崎県内の九州自然歩道は、口之津港から雲仙、橘湾岸をとおり旧長崎街道へ、さらに西彼杵半島を縦断、西海橋を渡り栗ノ木峠まで、7つの自然公園をとおり、山岳、渓流、海岸など変化に富んだコースと、五島列島から平戸島を経て北松浦半島に至る、優れた島しょ景観やキリスト教関連遺産を含む人文資源豊かなコースがあり、延長約562km、39コースとなります。
靴1つ:ファミリーコース
靴2つ:一般コース
靴3つ:健脚コース

白砂青松の浜風を感じるみち

西海国立公園を代表する白砂青松の蛤浜園地、国指定重要文化財の青砂ヶ浦教会を訪ねるコース。また、多くの教会建築を手がけた鉄川与助の生家や、鉄川が最後に携わった丸尾教会もあります。
〈距離〉 15.3km
〈区間〉有川港 ~ 茂串 ~ 七目 ~ 浦 ~ 榎津 ~ 丸尾 ~ 青砂ヶ浦 ~ 曽根教会
〈見どころ〉
有川町青少年旅行村、蛤浜海水浴場、鉄川与助生家、丸尾教会、青砂ヶ浦教会、赤ダキ断崖、曽根教会

石造りの教会を訪ねるみち

黒崎園地の展望所から津和崎まで細長く伸びる半島と紺碧の海を展望でき、頭ヶ島教会に至るコース。頭ヶ島教会は、他の教会と異なり、当時の信者らが周辺の山から砂岩を切り出してつくった石造りの建築物で、独特の趣を感じられます。
〈距離〉 11.0km
〈区間〉有川港 ~ 小河原 ~ 赤尾 ~ 友住 ~ 頭ヶ島教会
〈見どころ〉
黒崎園地、頭ヶ島教会

半島の教会を巡るみち

番岳園地には昔の狼煙台を模した展望台があり、東シナ海と五島灘の両方を展望できます。津和崎灯台からは五島列島北端の小値賀島や野崎島、宇久島が眼下に箱庭のように広がる景勝地で、津和崎周辺にはヤブツバキが多く植栽されています。
〈距離〉 17.5km
〈区間〉曽根教会 ~ 番岳 ~ 江袋 ~ 津和崎
〈見どころ〉
番岳園地、大水教会、小瀬良教会、江袋 教会、仲知教会、米山教会、津和崎灯台

野生ジカと無人島を歩くみち

野崎島を縦断するコース。廃校を改築した自然学塾村では、島内の豊かな自然資源を利用したエコツアーも実施されています。自然学塾村の管理人を除けば無人の島で、キュウシュウジカが数百頭生息しています。
〈距離〉 7.2km
〈区間〉野崎漁港 ~ 神島神社
〈見どころ〉
野首天主堂、野首海水浴場、自然学塾村、王位石、沖の神島神社、キュウシュウジカ

平戸島の潮風を感じるみち

前津吉港から平戸島を縦断するコース。前津吉港には観光案内所があり、周辺の観光情報を得ることができます。展望台が2ヶ所あり平戸瀬戸と遠方に九十九島の島々を展望できます。終点の紐差教会は白亜の美しい建物で、教会下にはバス停もあり利便性の高いところです。
〈距離〉 14.1km
〈区間〉前津吉港 ~ 津吉 ~ 下中津良 ~ 草積 ~ 紐差町
〈見どころ〉
前津吉インフォメーション、平戸瀬戸を望む展望台、紐差教会

漁業の島を訪ねるみち

牧歌的な田園風景の中を歩くコース。中山間地域特有の棚田も随所に見られ、古き良き日本の原風景を堪能できます。安満岳は平戸島の霊峰の一つ、展望地である鯛ノ鼻園地(展望台)からは生月島を望むことができます。
〈距離〉 25.3km
〈区間〉紐差町 ~ 深川 ~ 安満岳 ~ 主師 ~ 生月大橋 ~ 舘浦
〈見どころ〉
深川、鯛ノ鼻園地、安満岳、漁師体験施設、道の駅生月大橋、博物館「島の館」、棚田

断崖とカクレキリシタンの島をあるくみち

生月島を縦断するコース。キリスト教との関連が深く、多くのカクレキリシタンが潜伏していた地域。レンガ造りの山田教会を訪ねます。島の西側は溶岩流の海食崖が続き、北部の塩俵では発達した柱状節理が圧巻です。
〈距離〉 14.0km
〈区間〉舘浦 ~山田 ~ 塩俵 ~ 大バエ
〈見どころ〉
生月魚籃観音、山田教会、塩俵の断崖、大バエ灯台

基本情報 - 九州自然歩道(やまびこさん)- 長崎県

お問い合わせ先

長崎県 環境部 自然環境課 ふれあいづくり班
〒850-8570 長崎県長崎市江戸町2-13
電話:095-895-2385
ファックス:095-895-2569

地図情報のお問い合わせ先

自然保護課
電話:095-895-2383
ファックス:095-895-2569
email:s09040@pref.nagasaki.lg.jp

※ 所要時間:平地1km約15分、山地1km約20~30分を目安にした歩行時間。
※ コースの難易度:靴のマークの数が多い程、難易度がアップします。
※ 歩行時間、難易度は天候・グループ構成によって異なります。無理のないペースで歩いてください。

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