「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in 長野
WEB開催レポート
- 開催日時
- 平成28年1月24日(日) 14:00~16:30
- 開催場所
- 長野市生涯学習センター
(〒380-0834 長野県長野市鶴賀問御所町1271−3 TOiGOWEST) - 参加者数
- 81名
- 主催・共催
- 主催:環境省、共催:長野市、後援:国立大学法人信州大学地域戦略センター
- プログラム
「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin長野が開催され、長野市周辺地域の住民の方々、自然環境に関わる活動を行っている方々等に、ご参加いただきました。
環境省による主催者挨拶の後、長野市加藤久雄市長から御挨拶が行われ、『今の世の中、自分さえよければどうでもいいという人が多いが、すべてがつながっている。バランスが大切、自然に放置しておけばいいものでもなく、また手を入れすぎてもいけない。海が豊かであるためには森が豊かでなければいけない。様々な取組を今後広げていってこの森里川海のつながりをつくっていきたい』というお話がありました。
その後「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介、国立大学法人信州大学地域戦略センター新雄太先生 より、『地域とともに育つ大学ー生きる教科書づくりの実践 』として、新先生のスイスでのお仕事や地域と大学との関わりについての基調講演をいただきました。その後①七二会地区地域おこし協力隊石鍋明子氏『七二会における森林資源の活用について』②NPO法人GOZAN自然学校目須田修氏『リーダーは現場にいろ』③NPO法人千曲市環境市民会議宮沢誠氏『市民と自然環境の関わり』④株式会社八十二銀行坂本智徳氏『企業による生物多様性保全の取り組み~従業員による森と川の保全~』⑤一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団野口理佐子氏『森の再生から地域創生へ』の5つの取組事例の発表がありました。森林資源の活用、地域のリーダーとしての視点の話、環境教育の新しい形、民間企業としての取組、森林再生事業を地域活性につなげるなど多様な話があり、参加者は真剣に耳を傾けていました。
- (1)主催者挨拶
- 長野地方環境事務所
統括自然保護企画官 藤森 貞明 - (2)共催者挨拶
- 長野市 加藤 久雄 市長
- (3)「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介
- 環境省 自然環境局 自然環境計画課 保全再生調整官 川越 久史
- (4)基調講演
- 国立大学法人信州大学地域戦略センター 新 雄太 氏
『地域とともに育つ大学ー生きる教科書づくりの実践 』 - (5)事例紹介
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①七二会地区地域おこし協力隊 石鍋 明子 氏
『七二会における森林資源の活用について』②NPO法人GOZAN自然学校 目須田 修 氏
『リーダーは現場にいろ』③NPO法人千曲市環境市民会議 宮沢 誠 氏
『市民と自然環境の関わり』④株式会社八十二銀行 坂本 智徳 氏
『企業による生物多様性保全の取り組み~従業員による森と川の保全~』⑤一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 野口 理佐子 氏
『森の再生から地域創生へ』 - (6)トークセッション、メッセージ記入
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トークセッションでは、新先生の司会で、事例発表の登壇者との意見交換を、会場からの質問にも答える形で実施しました。ひとつのことだけではなく、多様な視点を持ち、目指す方向を共有して進んでいくこと、それが森里川海をつないで支えることになるので、皆様一緒にがんばりましょう、ということで締めくくりました。