自然環境・生物多様性

釧路湿原野生生物保護センター

 環境省の施設で、一般向けの展示施設と研究施設に分かれています。
 展示施設では、シマフクロウやタンチョウなどの絶滅の恐れのある野生生物と湿地の生態系やその保護などについて、パネルやジオラマなどで紹介しています。
 研究施設では、野生生物の保護や増殖、湿原の保全の基礎となる野生生物の生息状況調査などを行っています。また、ケガや病気で保護された野生生物の治療やリハビリテーションを行っています。

開館時間:午前10時~午後5時
休館日:夏期(4月下旬~10月31日)無休
    冬期(11月1日~4月下旬)毎週土日・祝日・年末年始
住所:北海道釧路市北斗2-2101
電話:0154-56-2345

ホームページ
ライブ映像:シマフクロウ・タンチョウ

写真:釧路湿原野生生物保護センター


写真:シマフクロウ
シマフクロウ

地域の特性

 釧路湿原は広大な水平的景観を特徴としており、昭和62年に28番目の国立公園に指定されました。約1万8千haに及ぶ湿原の大半はキタヨシ・スゲ類・ハンノキ林からなる低層湿原で、一見単調に見えますが、ミズゴケが堆積した高層湿原や、蛇行する河川、湖沼群などさまざまな環境を含んでいます。またタンチョウやイトウ、キタサンショウウオといった希少な野生生物が生息しています。釧路湿原の主要部分は昭和55年に「ラムサール条約」に国内第一号として登録されました。

施設

  1. 展示
    センターは、研究施設と一般向けの展示室に分かれています。展示室では北海道東部の野生生物や湿地の保護などについてパネルを展示し紹介しています。また、野外ケージでリハビリ中のシマフクロウの映像を見ることができます。
  2. 研究施設として
    センターには、調査・研究の共同利用施設としての役割もあります。具体的には湿原のモニタリング等の調査、研究を総合的に実施し、調査データ等の集積を行っています。また野生生物の保護、増殖や湿原の保全の基礎となる野生生物の生息状況調査も実施しています。

活動の概要

写真:展示会の様子
展示会の様子

  1. リハビリテーション
    傷ついたシマフクロウを収容し治療した後、野生復帰させるための施設として、フライングケージを設置しています。リモートカメラ等で、個体の監視と生態観察も行っています。
  2. モニタリング
    シマフクロウの生息・繁殖状況を調査しその生態を解明するために、毎年標識調査を行っています。
  3. 普及啓発活動
    釧路湿原国立公園パークボランティアの活動拠点として利用され、自然観察会や湿原に関する勉強会等を開催しています。
ページ先頭へ