里海ネット

全国の里海活動状況

2.活動のきっかけと活動の開始

里海づくり活動は近年に活動を開始した例が多いが、20年以上の継続期間を経ている活動もある。国や官公庁の事業実施期間後も活動を継続している例も多いと考えられる。

里海づくり活動の目的として最も多かった回答は生物の豊かな海で、次いで美しい海の保全と創出となっていました
里海づくり活動の開始時期は平成25年が最も多く、これは水産多面的機能発揮対策事業に起因していると考えられます

水産多面的機能発揮対策事業

漁業者の高齢化、漁村人口の減少等により、水産業・漁村の多面的機能の発揮に支障が生じており、多面的機能の効果的・効率的な発揮に資する地域の取組を支援することが必要。水産業の再生・漁村の活性化を図ることを目的に、漁業者等が行う水産業・漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対し、一定の費用を国が支援。

・事業実施期間:平成25年~平成27年度

水産多面的機能発揮対策事業は、国民の生命・財産の保護、地域環境保全、漁村文化の継承が主な活動項目となっています

※水産庁資料より抜粋