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磯観察で気をつけなければならないこと

磯観察に行く時は次のことに気をつけて、他の人に迷惑をかけないように、けがのないようにしましょう。

磯観察の注意事項
行動 注意事項
出かける前に 特に磯観察に限ったことではありませんが、どこに誰と一緒に行って、帰りは何時くらいになるか、家の人に伝えておきましょう。
採取禁止の場所 観察する場所が漁業協同組合の管理する場所で、水産動植物の採補禁止区域(サザエ、アワビ、クボガイやコシダカガンガラなどの小型巻貝類、テングサなどの海藻類を一定の期間採ってはいけない場所)になっていないかどうか確認しておきましょう。多くの場合、入りやすい所に看板が立ててあります。どうしても他に適当な場所がない場合には、組合の事務所に行き、断って入るようにしましょう。
観察・標本採取
のとき
観察のほかに、標本を採集するときは、確実に保存する最小限の量ですむようにしましょう。
観察中に採った生物は見終わったら元の場所に戻しておきましょう。また、石などをひっくり返したときは元の状態に戻しておきましょう。特に、石の裏に巣を作ったり、付着している生物は動くことができませんから、ひっくり返されたままでは死んでしまいます。
危険なこと 中が見えない穴や岩の割れ目にむやみに手を入れるのは危険です。ムラサキウニや海綿類の一種のとげがささったり、カニ類に挟まれることがあります。
干潮のときに沖のほうに行き過ぎると、満潮になった時に水深が深くなり、帰れなくなる場合があります。あらかじめ、地形等を確認して、満潮になった時の岸までの順路を決めておきましょう。ただし、満潮時の様子は、干出時に想像しているより渡りにくいものです。満潮になる前に引き返すようにしましょう。

 

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