<照会先> 水道環境部リサイクル推進室 室 長 泉 真(内線4071) 室長補佐 松澤 裕(内線4073) (直通電話 03-3595-2886) |
○ | 平成9年4月から、ガラスびん(3色)、ペットボトル、スチール缶、アルミ缶、紙パックを対象として、容器包装リサイクル法に基づくリサイクルが実施されている。 |
○ | 厚生省では、都道府県を通じて、平成11年4~9月に容器包装リサイクル法に基づき分別収集を実施した市町村の分別収集量及び再商品化量等を集計した。 |
○ | 集計した結果によると、平成10年度の同時期と比較して分別収集を実施する市町村数は増加しており、それに伴い分別収集量もほとんどの品目で増加している。 |
○ | 特にペットボトルの分別収集量は、昨年同時期の1.7倍と増加が著しい。 |
品目名 | 平成11年度 年間収集 見込み量(t) ※下段は10年度収集見込量 |
平成11年4~9月 累積分別収集量 (t) ※下段は10年度同時期実績 |
平成11年4~9月 累積再商品化量 (t) ※下段は10年度同時期実績 |
平成11年4~9月 指定法人 引き渡し量(t) ※下段は10年度同時期実績 |
平成11年度分 別収集実施 予定市町村数 ※下段は10年度予定市町村数 |
平成11年9 月実施市町村数 ※下段は10年度同時期実績 |
無色ガラス | 542,451 486,025 |
164,295 162,655 |
152,848 151,894 |
33,927 30,519 |
2,142 1,966 |
1,969 1,812 |
茶色ガラス | 396,894 358,012 |
150,799 141,584 |
140,800 130,987 |
46,359 39,353 |
2,146 1,971 |
1,972 1,817 |
その他ガラス | 155,603 140,443 |
72,784 66,152 |
63,220 57,958 |
31,355 23,804 |
2,098 1,918 |
1,893 1,741 |
ペットボトル | 59,263 44,590 |
39,821 23,427 |
36,355 21,379 |
29,308 16,396 |
1,446 1,159 |
1,174 924 |
スチール缶 | 636,099 590,858 |
244,185 244,366 |
234,415 238,148 |
- | 2,688 2,631 |
2,619 2,536 |
アルミ缶 | 187,025 170,535 |
67,775 68,537 |
65,287 61,917 |
- | 2,702 2,643 |
2,637 2,550 |
紙パック | 36,630 30,072 |
4,519 3,845 |
4,432 3,663 |
- | 1,528 1,366 |
1,145 1,090 |
※ | ガラスびん、ペットボトルについては容器の製造、利用等を行う事業者による再商品化義務の対象となり、指定法人に引き渡され再商品化されている。 |
※ | スチール缶、アルミ缶、紙パック(牛乳パックなどのアルミニウムを利用していないもの)については、分別収集された状態で有償又は無償で引き取りが可能であるため再商品化義務の対象とならず、指定法人への引き渡しはない。 |
(2)各月ごとの集計値
項目・品目名 | 無色ガラス | 茶色ガラス | その他ガラス | ペットボトル | スチール缶 | アルミ缶 | 紙パック | |||||||
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4月 | 25,358 | 22,170 | 11,760 | 4,933 | 37,524 | 9,331 | 647 | ||||||
5月 | 26,179 | 24,125 | 12,010 | 5,574 | 39,145 | 9,877 | 640 | |||||||
6月 | 26,778 | 25,084 | 12,409 | 6,321 | 40,720 | 10,981 | 671 | |||||||
7月 | 30,585 | 26,017 | 12,736 | 6,756 | 42,765 | 11,954 | 954 | |||||||
8月 | 28,533 | 27,891 | 12,389 | 8,355 | 43,751 | 13,155 | 744 | |||||||
9月 | 26,863 | 25,511 | 11,481 | 7,882 | 40,280 | 12,477 | 862 | |||||||
合計 | 164,295 | 150,799 | 72,784 | 39,821 | 244,185 | 67,775 | 4,519 | |||||||
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4月 | 23,156 | 19,938 | 9,740 | 4,282 | 35,837 | 8,734 | 643 | ||||||
5月 | 24,119 | 22,386 | 10,447 | 5,065 | 37,179 | 9,407 | 634 | |||||||
6月 | 25,466 | 23,580 | 10,958 | 5,916 | 39,591 | 10,616 | 644 | |||||||
7月 | 28,575 | 24,313 | 11,193 | 6,116 | 40,108 | 11,671 | 939 | |||||||
8月 | 26,491 | 26,271 | 10,971 | 7,540 | 42,507 | 12,662 | 740 | |||||||
9月 | 25,042 | 24,312 | 9,911 | 7,436 | 39,193 | 12,198 | 832 | |||||||
合計 | 152,848 | 140,800 | 63,220 | 36,355 | 234,415 | 65,287 | 4,432 | |||||||
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4月 | 1,950 | 1,951 | 1,856 | 1,112 | 2,597 | 2,613 | 1,113 | ||||||
5月 | 1,952 | 1,953 | 1,860 | 1,127 | 2,599 | 2,616 | 1,120 | |||||||
6月 | 1,956 | 1,955 | 1,861 | 1,140 | 2,613 | 2,629 | 1,127 | |||||||
7月 | 1,966 | 1,967 | 1,882 | 1,169 | 2,619 | 2,636 | 1,145 | |||||||
8月 | 1,966 | 1,969 | 1,888 | 1,173 | 2,619 | 2,636 | 1,145 | |||||||
9月 | 1,969 | 1,972 | 1,893 | 1,174 | 2,619 | 2,637 | 1,145 |
※ | 四捨五入しているため、合計値が合わない場合があります。 |
○ | 都道府県別の分別収集・再商品化等の状況については、水道環境部リサイクル推進室にあります。 |
(1) | 昨年度の同時期との分別収集量及び分別収集実施市町村数の比較から、全国での分別収集体制は着実に整備されつつあるといえる。 |
(2) | 特にペットボトルの分別収集量は11年度半年間の実績が、容器包装リサイクル法実施前の平成8年1年間の収集量5,000トンの約8倍と、同法施行後2年半で急速に分別収集が進展している。 |
(1) | 分別収集されたペットボトルのうち、約74%にあたる29,308トンが市町村から指定法人に引き渡され、容器包装リサイクル法に基づき再商品化が実施されている。その他は、指定法人への引き渡しを選択しない市町村が独自に再商品化事業者への委託を行うことにより処理されている。 |
(2) | 平成11年度の各市町村と指定法人の引き渡し契約量の総量は49,620トンであるが、分別収集が好調に推移しているため、9月末の引き渡しは契約量の59.1%に達している。昨年度及び今年度の9月までの実績をもとに1年間の分別収集量を推定すると、指定法人と契約している市町村及び独自に委託処理をしている市町村を合わせた全体として約8万トン、そのうち指定法人引き渡し分は約6.2万トン程度と見込まれる。 |
(3) | 指定法人では最大限引き取りを実施することとしているが、その量は5.7万トンが上限と見込まれているため、約5千トン程度市町村において保管され翌年度に繰り越されることとなると見込まれる。 |
(4) | このように平成11年度は最大限の再商品化を実施するとともに、さらに平成12年度以降に向けて早期に分別収集量と再商品化可能量の乖離を解消していくことが必要であるため、厚生省では、関係省庁及び指定法人と連携しつつ、既存施設の能力拡張、新規大規模施設の立地等を推進することにより、再商品化能力の拡充を図ることとしている。 |
(3)容器包装リサイクル法 市町村分別収集状況調査集計表累計
1 特定分別基準適合物
2 第2条第6項指定物