令和7年度 食品ロス削減推進表彰

受賞者紹介

【環境大臣賞】

株式会社カーブスジャパン

事業名称

食品を必要な方にお届けするカーブス・フードドライブ

事業概要

全国約2,000店舗で会員や地域住民から食品寄附を受け付け、店舗インストラクターが福祉施設等へ届けるフードドライブを実施。18年間で累計3,051トンの食品ロス削減、11,000施設・団体の支援、参加者は延べ221万人超の取組となっている。

受賞者の評価ポイント
  • 貢献・成果、具体性、継続性、先進性の観点で、特に高い評価を得た。
  • 全国2,000店舗での広範な取組であること、また、2007年から長期間にわたって継続的に取り組まれ、食品ロス削減に貢献している点が評価できる。
事業詳細

食品を必要な方にお届けするカーブス・フードドライブ [PDF : 1.2MB]

【環境大臣賞】紹介イメージ

【環境事務次官賞】

株式会社G-Place

事業名称

食品ロス削減マッチングサービス「タベスケ」

事業概要

自治体主導型のフードシェアリングサービス「タベスケ」を全国30自治体に提供。事業者・ユーザーが費用負担なく利用できるサービスであり、食品の受渡しを通じた店舗と顧客の交流を促進。ユーザー数は10万人を超え、累計約40トンの食品ロス削減を実現。

受賞者の評価ポイント
  • 具体性、継続性、先進性の観点で、特に高い評価を得た。
  • 事業者・ユーザーが費用負担なく利用可能な仕組みである点、また、全国の市区町村へのサービスの展開を実現しており、取組の具体性の高さが評価できる。
事業詳細

食品ロス削減マッチングサービス「タベスケ」[PDF : 778KB]

【環境事務次官賞】紹介イメージ

【環境事務次官賞】

株式会社ドール

事業名称

【ドール もったいないバナナプロジェクト】
まだ食べられるのに見た目やサイズのばらつきによって"規格外"とされ廃棄されていたバナナを「もったいないバナナ」と名づけ救出!

事業概要

外食チェーンや食品メーカー等と協業して、規格外のバナナを加工原料や青果品として販売し、「もったいないバナナ」として救出する取組を実施。2025年7月時点で累計約4,400トンの食品ロス削減を実現し、消費習慣の啓発や他果実への取組拡大も推進。

受賞者の評価ポイント
  • 波及効果・将来性、貢献・成果、継続性の観点で、特に高い評価を得た。
  • 関連する食品事業者と協業し、規格外のバナナの活用方法の開拓を実現することで、食品ロス削減に貢献している点が評価できる。
事業詳細

ドールもったいないバナナプロジェクト[PDF : 1.12MB]

【環境事務次官賞】紹介イメージ

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会委員長賞】

茨城大学 干し芋の残渣削減プロジェクト実行委員会(HZP)

事業名称

おいしく変える、未来を変える ― 干し芋残渣を宝に、学生発!地域再生プロジェクト ―

事業概要

干し芋の製造過程で発生する残渣を活用し、多くの地域企業と協力してアップサイクル製品15品を開発・販売する循環型モデルを構築。レシピ開発や教育プログラム、地域イベントも展開し、産官学連携で持続可能な地域社会づくりと人材育成に取り組む。

受賞者の評価ポイント
  • 波及効果・将来性、先進性の観点で、特に高い評価を得た。
  • 地元の名産品の抱える課題解決において、多くの地域企業を巻き込みつつ、その過程を環境学習にも活用している点が評価できる。
事業詳細

おいしく変える、未来を変える 干し芋残渣を宝に、学生発!地域再生プロジェクト [PDF : 642KB]

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会委員長賞】紹介イメージ

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会委員長賞】

株式会社八芳園交流コンテンツプロデュース

事業名称

地域課題を価値に変える 食の循環共創モデル

事業概要

地方の自治体と連携し、規格外食材や食品端材を活用したアップサイクル商品を開発し、都市圏で販売する「食の循環共創モデル」を構築。食品ロス削減だけでなく、生産者の収益向上・地域経済の活性化も同時に実現しており、農家の収益安定化にも貢献している。

受賞者の評価ポイント
  • 波及効果・将来性、具体性の観点で、特に高い評価を得た。
  • 食品ロスを付加価値の高い食品に変換する取組を、各地の自治体と連携して展開している点が評価できる。
事業詳細

地域課題を価値に変える 食の循環共創モデル[PDF : 974KB]

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会委員長賞】紹介イメージ

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会特別賞】

鴨志田農園

事業名称

地域循環型CSAで実現する食品ロス削減プロジェクト ~食卓と畑をつなぐサーキュラーエコノミー~

事業概要

東京都三鷹市で、地域住民への野菜の定期便に、家庭用コンポストを組み合わせた「サーキューラーエコノミーCSA」を展開。家庭で減量した生ごみを回収し、年間約11,000リットルの堆肥を作成。その堆肥を農園の野菜栽培で活用し、食卓へ還元している。

受賞者の評価ポイント
  • 具体性の観点で、特に高い評価を得た。
  • CSAと生ごみコンポストを組合わせて、食と地域の好循環を実現している点、農作物の生産から消費にわたって生活者にアプローチをしている点が評価できる。
事業詳細

地域循環型CSAで実現する食品ロス削減プロジェクト~食卓と畑をつなぐサーキュラーエコノミー~[PDF : 2.06MB]

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会特別賞】紹介イメージ

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会特別賞】

株式会社ニチレイフーズ

事業名称

食品ロス削減を目的に、端数品を有効活用した“四方よし”の『環境型ふるさと納税』と『こども食堂支援』

事業概要

生産過程で生じる端数品の食品ロス削減を目指し、生産工場が所在する自治体と連携した「環境型ふるさと納税」に取り組み、寄付者・自治体・環境・企業にメリットのある「四方よし」の取組を実現。工場周辺のこども食堂等への寄付も継続的に実施している。

受賞者の評価ポイント
  • 貢献・成果の観点で、特に高い評価を得た。
  • 端数品の有効活用により、当該商品の廃棄を大きく削減している点が評価できる。
事業詳細

食品ロス削減を目的に、端数品を有効活用した“四方よし”の『環境型ふるさと納税』と『こども食堂支援』[PDF : 2.99MB]

【食品ロス削減推進表彰 審査委員会特別賞】紹介イメージ

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