ナッジ・イノベーション・シンポジウム(WISH)を開催しました
ナッジを政府として初めて本格的に取り入れた英国のナッジ・ユニットBIT(Behavioural Insights Team)の代表をはじめ、国内外の有識者・実務家を招いて最新の動向を議論し、行動変容を通じた脱炭素社会の構築やライフスタイルのイノベーションの実現、well-beingの向上、そしてSDGsの達成や地域循環共生圏の具現化等、行動に着目した社会課題の解決に向けて議論しました。
1.名称
ナッジ・イノベーション・シンポジウム ~ SDGsの達成・地域循環共生圏の具現化に向けて ~
World Innovation Symposium for Human behavior ~ In pursuit of achieving the SDGs ~
2.日時・場所
令和元年5月24日(金)午前10時から午後5時30分
国連大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
3.主催
環境省、日本版ナッジ・ユニットBEST、国連大学サステナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
4.議題・発表者
※午前の部・午後の部ともに同時通訳(日本語・英語)あり
(1)午前の部(午前10時から午後1時)
(ア)開会挨拶
- 環境大臣政務官 勝俣 孝明
- UNU-IAS 所長 竹本 和彦氏
(イ)基調講演
- 英国BIT 最高経営責任者 David Halpern氏
- 衆議院議員 小倉 將信氏
- 演題「我が国における行動インサイト活用に向けた期待」
(ウ)セッション1「行動インサイト×技術(BI-Tech)~ハーバードから日本、そして世界へ~」
- 日本版ナッジ・ユニットBEST 創設・代表/環境省
- (株)Campus for H 共同創業者 石川 善樹氏
- 楽天(株) 常務執行役員 北川 拓也氏
- 演題「AI Contributions to Well-being」
- (株)キャンサースキャン 代表取締役 福吉 潤氏
(2)午後の部(午後2時から午後5時30分)
(ア)セッション2「行動インサイト×SDGs・地域循環共生圏」
- 行動に着目した社会課題解決のための官民協議会HuB 共同創設/環境省
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)環境戦略アドバイザリー部 チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト/慶應義塾大学大学院政策メディア研究科 非常勤講師 吉高 まり氏
- 演題「SDGs X ESG」
- 横浜市 副市長 荒木田 百合氏
- 世界銀行eMBeD 上級社会科学者 Ana Maria Munoz-Boudet氏
(イ)日本版ナッジ・ユニットBEST活動報告
(ウ)パネルディスカッション「ナッジを超えて(Beyond Nudge)」
- David Halpern氏
- Ana Maria Munoz-Boudet氏
- 荒木田 百合氏
- 吉高 まり氏
- 日本版ナッジ・ユニットBEST 創設・代表/環境省
(※)登壇者略歴
(参考)
○日本版ナッジ・ユニットBESTのウェブサイト(会議資料、報道発表等)
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge.html>
○日本版ナッジ・ユニット(BEST:Behavioral Sciences Team)について
<www.env.go.jp/earth/best.html>
○我が国におけるナッジ・ブースト等の行動インサイトの活用の広がりについて
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/hirogari.pdf>
○日本版ナッジ・ユニットBEST平成29・30年度年次報告書
<www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/report1.pdf>
○日本版ナッジ・ユニットBESTの今年度の活動内容に係る意見の募集について(グローバルパブリックコメント)
<www.env.go.jp/press/106811.html>
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8339
- 室長相澤寛史(内線 6771)
- 室長補佐池本忠弘(内線 6731)
- 室長補佐高橋和也(内線 7778)
- 主任大塚智明(内線 7777)