5 今後の課題等


平成8年度の実施状況調査の結果、以下のような取組が今後の課題として挙げられる。

○ 再生紙の使用について、コピー紙等の再生紙を利用しているものについては可能な限り古紙利用率の高いものを導入するとともに、再生紙の使用可能なものについては再生紙への切替を進め、初めて使用する木材パルプの使用量削減を図る。

○ 用紙類について、紙の使用量の抑制を図るため、両面コピーの徹底、ミスコピーの削減、使用済用紙の裏面使用、使用済封筒の再利用などの個々の取組の徹底を図る。
 また、庁内LANの積極的な活用を通じた紙の総合的な使用抑制策を検討していくとともに、電子メールの活用などによる省庁間における連絡のペーパーレス化を進める。

○ 低公害車の導入に関し平成12年度に向けた各省庁毎の低公害車導入計画を策定するなど、低公害車の開発動向や公用車の利用実態を勘案し、低公害車導入及びそのための検討を引き続き積極的に推進する。

○ 電気使用量の削減に関し、省エネルギーに配慮したOA機器の導入等を進めるとともに、直近階への移動の際の階段利用、不要時・不要箇所の消灯等の個々の取組の徹底を図る。

○ 率先実行計画の個々の取組を徹底するため、職員に対する環境保全に関する研修・情報提供を強化する。

○ 環境基本計画推進関係省庁会議で決定された「物品等の環境負荷の少ない仕様、材質等に関する推奨リストの在り方」に基づき、リストをできるだけ早期に策定するとともに、リストを活用したグリーン調達を推進する。

○ 環境基本計画推進関係省庁会議で決定された「率先実行計画の監査の在り方」に基づき、率先実行計画の実施状況調査の結果に基づき、各省庁毎の監査及び政府全体の監査を行うため、実施方法、実施体制等について引き続き検討していく。





1 数量を伴う目標の実績数値等について
2 業務実行計画の策定について
3 平成8年度における主な取組の実施状況について
4 その他の取組等

関連報道発表資料(平成9年12月19日発表)


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