INITIATIVE OVERVIEW
第8回グッドライフアワード
トヨタ自動車株式会社
世界では森林の減少が進み、多様な生きものの生息域が分断され、生物多様性の損失が進んでいます。 トヨタでは、このような自然環境課題を踏まえ、地域ごとの「いい町・いい社会」の実現に向けて、関係会社や地域と連携し、国内外各地で自然共生プロジェクトを推進しています。更に、これらのプロジェクトをつなぐことで、トヨタの自然共生活動の輪を広げ、その結果として生きものの生息地を広げることを目的に「Toyota Green Wave Project」を立上げ、グローバル一体となり活動を推進しています。 「Toyota Green Wave Project」では、自然や生きものを育む環境をつくる「自然と共生する工場」と、地域と関係会社をつなぐ「オールトヨタ グリーンウェーブ プロジェクト」 があります。「自然と共生する工場」では、指標種の生息数増加や絶滅危惧種の繁殖が工場で確認されるようになりました。 「オールトヨタ グリーンウェーブ プロジェクト」では、2016年からの4年間で、800回以上の活動を重ね、16万人を超える人が参加しました。本プロジェクトにおける植樹は累計本数18万本を達成しました。
「トヨタ環境チャレンジ2050」 トヨタは、「トヨタ地球環境憲章」のもと、環境問題を経営における最重要課題の一つと捉え、2015年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」として6つのチャレンジを策定し、 人とクルマと自然が共生する社会を目指して走り続けています。また、これらの取組を通じてSDGsに掲げられた目標・ターゲットの達成に貢献します。 人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ 地域ごとの「いい町・いい社会」の実現に貢献するために、「地域をつなぐ」活動を推進しています。また、「世界とつなぐ」活動や「未来へつなぐ」環境教育活動を展開し、これらの3つの「つなぐ」活動により、人と自然が共生する未来を目指します。 Toyota Green Wave Project 「地域をつなぐ」 トヨタの自然共生活動の輪を国内外各地で広げ、その結果として生きものの 生息域が広がり、生物多様性に寄与するサステナブルな社会づくりを目指します。