INITIATIVE OVERVIEW

取組概要

INITIATIVE OVERVIEW

第5回グッドライフアワード

みんなでみらいを

フロムファーイースト株式会社

活動拠点: 大阪府大阪市 カンボジア国シェムリアップ 鹿児島県与論町

WEB: http://minnademiraio.net

Facebook: https://www.facebook.com/tatsuya.sakaguchi.7?ref=bookmarks

取組の紹介

「みんなでみらいを」の目的は、現状の「経済発展=環境破壊」という仕組みを「環境保全=経済発展」の仕組みへと変化させていくことである。その為に、つくるほど環境が良くなり、使えば健康になり、排水しても環境改善ができる無添加でオーガニックの石鹸や、化粧品等の生活消費材を販売をし、普通の生活をするだけで環境がよくなっていく事業を行っている。同時にカンボジアの荒地に植林を行い、全ての植物の葉、実、種などを伐採ではなく収穫し、加工することで商品の原料になる森をつくっている。これにより森林減少と貧困問題の解決を目指している。さらにこのノウハウを活かし、国内の地方に自生する植物や農地での栽培を行う地域活性化も行っていく。販売先として大手小売店(イオン、東急ハンズ、ロフト、ユニー、ドラッグストア、生協など)約600店舗で販売している。

活動のきっかけは?

子どもが生まれたときに、このまま環境破壊が進めば100年先、人は地球に住むことはできないだろうと思い、10年間構想し、それ迄の事業を全て辞めて、「みんなでみらいを」スタートした。

問題解決のために取り組んだ方法

「環境保全=経済発展」の仕組みをつくり、100年先も現在より良い地球にすることを目指し、その為にできるだけ多くの人が取り組める環境改善の事業を行う。しっかり事業自体で収益を生みながら効果を出すために、誰もがどこでも買える商品と販路づくりをおこなっている。そして競合ブランドとも手を取り合い、また、あらゆる産業にも派生することにも取り組み、今年からアパレル事業でも開始し、より大きな動きをつくり、達成を目指している。

プロジェクトが目指している事、今後やりたい事

もっと多くの人に利用してもらう為、販路を増やし、カンボジアでの植林面積を今の10倍にあたる40万坪まで拡大し、他途上国へ拡大していく。国内の地域活性化プロジェクトとしても、原料加工拠点を全国5カ所つくり、農家が生産物を持ち込み買い取れる状態をつくる。2020年のオリンピックまでに、一定の成果をだし、世界へスケールアウトしていく

プロフィール

フロムファーイースト株式会社
代表取締役 阪口竜也 事業内容 みんなてみらいを 資本金 2億7472万円(資本準備金含む)
(沿革)
2003 年 有限会社エクステンド設立
2006 年 株式会社に商号変更
2009 年 EOY2009セミファイナリスト授賞
2010 年 フロムファーイーストに商号変更
2015 年 森の叡智プロジェクトを経産省との取り組みとして開始
パリ開催COP21 で発表
2016 年 米国で『BOP3.0』に掲載される 日本で翻訳本『BOPビジネス 3.0』が出版 2017年 SDGs ビジネスアワード大賞受賞

第5回グッドライフアワード 受賞者一覧