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はじめての方へ
【環境開発技術者】の例
照明エネルギーを低減させる技術「蛍光灯用高性能反射板」を開発したベンチャー企業(A社)

※A社は実在しません。

場面1
何を基準に選ぶのだろう?省エネをうたった商品はたくさんあるし、競合との差をどうやって説明したらよいだろうか。

・・・これが、ベンチャー企業A社の悩みである。
   
場面2
しかし・・それを宣伝するのは、ベンチャー企業の我々にとって大変なことだ。性能をジャッジしてくれる第三者機関があればいいのだが。
   
場面3
そこで「ETV事業」を知った我々は、さっそく「実証試験」の公募に申請してみることにした。

「ETV事業」とは、我々の望んでいた第三者による性能のジャッジを行い、客観的なデータを「実証試験結果報告書」として示してくれる。それにより製品の宣伝効果もアップし、更には、専門家のアドバイスや知識までも受けることができる!
今までは、これらを自力で行うことは知識や費用的にもムリな話であった。
   
場面4
そして・・・めでたく!新製品◯◯◯は、実証試験を終え、その証であるETVロゴの発行、試験結果を資料として受け取ることができた。
   
場面5
引き合いがたくさん来るようになった。
ETVからのアドバイスや意見を生かし、更に進んだ技術開発へのアイデアも得ることができた。

以上がETVの基本的な流れです。
現時点で申請ができる技術分野をお確かめいただき、申請の手引きをご確認ください。

ご不明な点はお気軽にETV事業窓口へお問い合わせください。



環境技術開発者のメリットまとめ
  • 客観的な立場で技術開発分野の性能を利用者に提供することにより、利用者の知識不足や不安感を解消し、
    分野全体の市場拡大の障壁を除去します。
  • 保有する技術の環境保全効果等の情報を第三者機関が客観的に提供することにより、
    利用者の知識不足や不安感を解消し、該当技術導入の障壁を除去します。
  • 実証申請期間中に、専門家による実証技術への技術的なアドバイス等のサポートが受けられます。
  • ETV 事業が行う展示会やシンポジウムなど事業PRに参画いただき、
    技術をPRする機会が得られます。

環境技術開発者の実際の声

例1:有機性排水処理技術分野の実証済み技術の場合
  • 技術の特徴は?
    自社開発の油水分離システムは、飲食店や社食、工場から出る油分を高率で分離でき、浄化施設の小型化や設置しないで済むといったコスト削減につながります。

  • ETV事業を活用したメリットは?
    環境省が所管している安心感が大きいですね。製品パンフレット等にETVロゴマークを使ったり、お客様に「実証冊子」を配布して、技術説明に活用していますが、信頼性の高い技術として受けが良いと実感しています。
    また思いがけない効果として、環境省室長が技術導入先に視察に訪れ、ユーザーにも実証メリットを感じていただいたり、最近では海外からも声が掛かるようになりました。

例2:ヒートアイランド対策技術分野建築物外皮による空調負荷低減等技術の実証済み技術の場合
  • 技術の特徴は?
    世界ではじめてコスト対応した高透明フィルムで、断熱と遮熱の2タイプを用意しています。販売から25年、その耐久性、省エネ効果は実用で証明済みです。

  • ETV事業を活用したメリットは?
    第三者機関による実証により、客観的な性能を確認でき、他社製品との性能比較が容易にできます。
    お客様に対して、性能比較をみていただくことができますし、公共事業では性能保証の材料としても活用しています。
    また、自社独自で行うよりも安く試験を行え、費用削減にもつながります。