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環境省自然環境・生物多様性里なび活動レポート里地里山保全活動の継続・促進に向けた方策事例 > 資源活用と計画策定タイプ別

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里地里山保全活動の継続・促進に向けた方策事例

 平成21年度~平成25年度の研修会の内容から、里地里山保全活動に係る課題解決のための手法、効果的で持続的な取組とするための方策を抽出し、紹介します。

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資源活用と計画策定に着目した技術的方策の類型的整理

 技術的方策において、資源活用を前提とした保全計画策定を効果的に進めていくための方向性について検討し、他の地域でも参考にしたり応用する際の足掛かりとするために、下記の5つの類型モデルに整理した(平成24年度作成分のみ)。

類型モデル
  1. 地域内循環型
    里地里山の保全活用や計画策定を地域内の主体が中心となって推進し、その成果を地域内で循環させることにより、持続的な取り組み推進を図るもの。
  2. 広域交流促進型
    里地里山活動を、都市住民や大学など地域外の主体との交流を通じて取り組むことにより、資源保全・活用と地域活性化の両面で推進を図るもの。
  3. 新分野研究開発型
    里地里山の伝統的な知恵や技術を踏まえながら、最新の科学的知見を導入することで、新たな保全活用の可能性を提案するもの。
  4. ブランド創出・販売促進型
    地域の特徴を活かした特産品やエコツーリズム、環境教育のプログラム等を開発して地域ブランド形成することで、里地里山資源を活かした産品販売の促進を図ると共に保全活動の活性化に寄与しようとするもの。
  5. CSR・社会貢献型
    企業等の特徴を活かして、企業CSRや福利厚生、社内研修プログラム等を通じて、里地里山保全活動にかかわりを作り出し、里地里山保全活用活動を活性化に寄与するもの。

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