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里地里山とは

 里地里山は、人が自然に働きかけて生まれた空間です。人々は、里地里山から薪などのエネルギーや建材などの素材、食料などを手に入れ、同時にメダカやカエル、カタクリなどたくさんの生きものが生息できる共生の場を守ってきました。

 日本人の原風景をなし、心のゆたかさを育んだ里地里山が、今、全国各地で荒れています。それにともなって日本の生物多様性がそこなわれ、土砂災害や農業への鳥獣害被害なども起きています。

 その一方で、里地里山は、日本人の原風景をなし、心のゆたかさを育み、教育や福祉、芸術、観光といった面からも再評価されています。21世紀の持続型社会づくりからも注目を集めています。

 里地里山を守り、人々の生活と調和した新たな関わり方が求められています。