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諸外国における自然再生事業事例(アメリカ・カナダ)


ミシガン湖南部の湖岸付近の砂丘に生育するPitcher’s Thistle(アザミ類)の回復

対象事業名
ミシガン湖南部の湖岸付近の砂丘に生育するPitcher’s Thistle(アザミ類)の個体数回復事業
Pitcher’s Thistle(Cirsium pitcheri) recovery in southern lake Michigan dunes Pitcher’s Thistle
事業主体
ミシガン州自然資源局(The Michigan Department of Natural Resources U.S. Fish and Wildlife Service)
事業実施年度
1988年7月18日にPitcher’s Thistle(アザミ類)が絶滅のおそれのある動植物種リスト(Endangered and Threatened Wildlife and Plants)に加えられた。
1991年から、ミシガン湖のPitcher’s Thistle(アザミ類)が絶滅していた湖岸において、これを再導入する等の試みが行われている。
上位計画
自然遺産プログラム(The Natural Heritage Program)
自然再生を行う対象
Pitcher’s Thistle(アザミ類)の個体群及びその生育地
上位計画の概要
・生育環境を保護する。
・絶滅のおそれのある動植物の調査や潜在的な生息・生育環境の調査をする。
・公共機関や人々と共に、管理計画を発展させる。
再生目標
Pitcher’s Thistle(アザミ類)の生育地及び個体数を回復させる。
事業背景
・五大湖周辺の砂丘のみに生育するPitcher’s Thistle(アザミ類)は、開発による個体群及び生育地の消失や分断化、ハイカーやオフロード車等による踏圧等による影響を受けて絶滅の危機にある。
・メタ個体群(生息不適地によって隔てられたいくつかの下位個体群)レベルの調査解析結果をもとに、本種の回復プロジェクトが実施され、地域レベルから景観レベルまで調査解析が実施されている。
・種が有する生活環と生態(ハビタットが要求する要因といったもの)に関する情報により回復計画が計画された。
・回復計画は、個体群統計学(population demography)と景観の動態(landscape dynamics) の観点から作成された。
事業実施場所/規模
事業実施場所:五大湖周辺の砂丘
事業費/資金源
事業費:明記なし
資金源:明記なし
事業内容
ミシガン湖南部の湖岸付近の砂丘に生育するPitcher’s Thistle(アザミ類)の個体数及びその生育地を回復させる
参考文献/URL
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