「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラム in 大潟
WEB開催レポート

開催日時
平成27年12月19日(土) 13:00~16:00
開催場所
大潟村干拓博物館
(秋田県南秋田郡大潟村字西5丁目2番地)
参加者数
24名
主催・共催
主催:環境省、共催:大潟村
プログラム

 「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムのミニフォーラムが、八郎潟で知られる秋田県大潟村で開催されました。大潟村の髙橋村長をはじめ、多くの地域住民の方々にご参加いただきました。

 地域で活動するみなさんの取組のご報告に続いて、野鳥の宝庫である大潟村各所で野鳥観察を行いました。また、その後の参加者によるワークショップでは活発な意見交換が行われました。

(1)主催者挨拶
環境省 自然環境局野生生物課長 奥田 直久 
(2)共催者挨拶
大潟村 村長 髙橋 浩人
(3)環境省からのご報告
「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介 環境省 自然環境局国立公園課 課長補佐 河野 通治
(4)地域の取組報告
① 「コガムシの会 活動報告」
コガムシの会
今野 克久 氏
② 「大潟村の自然・湿地性里山」
大潟村干拓博物館
名誉館長 高橋 一郎 氏
③ 「広葉樹の再生運動の継続と思う事」
馬場目川上流部にブナを植える会
事務局長 阿部 淳 氏
(5)現地観察
 大潟村の自然を愛する会 堤 朗 氏
 秋田自然保護官事務所 足利 直哉

下左写真の白い鳥は絶滅危惧種のハクガン。
そのほかオジロワシ、マガモなど様々な野鳥が見られました。

(6)グループセッション(えんたくん)
 テーマ:
 「地域で残したい森里川海や 森里川海と人とのつながり、それを未来へひきつぐ取組」
 4つのグループに分かれ、えんたくんを活用したワークショップを実施しました。命をつなげていくことや子どもたちによい環境を伝えていくこと、環境のために農業が果たす大きな役割やそれを評価する仕組みの必要性、さらに、身近な触われる自然の素晴らしさを伝えたいなど、多様な意見交換が行われました。
そして、各グループによるキーワードの発表後、大潟村干拓博物館名誉館長の高橋 一郎氏から、「みなさん自然環境を見ながら、最後は人間とのかかわりを考えている。地球が人間中心かどうかは別にして、人間が住む地球を大事にすることは好ましい。本当に『つなげよう』です。」、と総評をいただきました。
会場内の展示
「森里川海」プロジェクトのパネル