日本の外来種対策

環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、
規制や防除、理解促進等に取り組んでいます。

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環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、
規制や防除、理解促進等に取り組んでいます。

学習ツール

アカミミガメを知ろう!

  • アカミミガメは、本来アメリカ合衆国中南部に分布する淡水性のカメです。アカミミガメは1970 年代以降の飼育ブームを経て、日本国内に大量輸入されてきました。日本各地の公園や川などの水辺に捨てられた個体が定着したため、日本各地で増加しています。

アカミミガメの飼育について考えよう!(動画)

  • ペットとしても身近なアカミミガメ(ミドリガメ)は、我が国本来の水辺の生態系や農業に影響を与える外来種で、2023年春~夏頃から外来生物法により野外への遺棄や購入・販売等が規制される見通しです。
    規制開始後も一般的な飼育は可能ですので、今飼っている方・これから飼おうとする方は、こちらの動画を見て”生命を預かる責任”についてよく考え、最後まで愛情をもって飼いましょう!

カメの観察会をしよう!ピクチャーカード

  • ミシシッピアカミミガメによる外来種問題を広く一般の方や子どもたちに理解していただき、ニホンイシガメをはじめとする在来種のカメの生態や、それらを取り巻く環境にも関心を持っていただくことを目的に、野外観察施設や自然観察会における解説員や指導員の利用のために制作しました。

アカミミガメの勉強に最適! かめぐるみ

  • 実際にアカミミガメの生体を見ることができるのがよいのですが、困難な場面が多くあります。そのような場合に、生体のイメージを伝えることができるよう、「実物大のぬいぐるみ(かめぐるみ)」を作成しました。インクジェットプリンタで印刷して作成することができる素材データ及び作り方も公開します。

普及啓発用地図 「各地で進むアカミミガメ防除取組マップ」

  • アカミミガメの生息適地に重要な生態系を有する場所等を重ね、さらにアカミミガメの防除を行っている場所を例示しています。重要な生態系を有する場所もアカミミガメの生息適地と重複することからアカミミガメの侵入や生態系被害を防止する必要があることを広く一般に呼びかけると共に、現在各地でアカミミガメ防除が行われていることを示し防除実施者の励みとすることで、アカミミガメ防除の取り組みを促進することを目的として「各地で進むアカミミガメ防除取組マップ」を作成しました。

アメリカザリガニについて学んでみよう!(学校教育用教材)

アメリカザリガニについて学んでみよう!(動画)

知っていますか?シリーズの動画をみよう!

知っていますか?外来種問題
環境省公式YouTubeに掲載中

知っていますか?外来生物法
環境省公式YouTubeに掲載中

外来種問題普及啓発パネル

  • 外来種問題に係る理解と関心を高めることで、外来種への取組を社会に浸透させ、外来種を取り巻く問題が、国、地方自治体、事業者、民間団体、国民等のさまざまな主体に広く認識され、各主体が社会経済活動の中で必要な外来種対策を実施するよう導くことを目的として、外来種問題普及啓発パネルを作成しました。イベントでの展示など様々な機会にご活用いただけるよう、貸し出しを行っています。
  • 貸し出しは申請書[DOC 38.5 KB]に必要事項を明記の上、メール又はFAXにて、下記お問い合わせ先までご連絡下さい。
    (参考)環境省報道発表資料(平成26年5月12日)
  • 送料のご負担をお願いいたします(貸し出し時は着払い、返却時は発払いでお願いいたします。)パネルを著しく破損した場合は、その補修費用を請求させていただく場合があります。
  • パネルの数には限りがあります。貸し出しの可否や期間等ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。
  • パネルサイズ 1枚につき 縦90㎝ 横65㎝ 厚み2㎝
  • データをダウンロードしてご活用頂くことも可能です。印刷用により解像度の高いデータをご希望の場合は、外来生物対策室までご連絡下さい。
  • お問い合わせ先
    環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
    直通:03-5521-8344
    代表:03-3581-3351
    FAX:03-3581-7090
    E-mail:GAIRAI@env.go.jp

外来種かみしばい「マングースものがたり」

  • 主に小学校低学年を対象とした紙芝居です。ハブなどの駆除を目的に人の手で沖縄に放されたマングースが沖縄固有の希少種ヤンバルクイナの脅威となっている事実にスポットをあてた物語。平成22年10月に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議の公式サイドイベントで上演されました。毎年夏に開催される「子ども霞ヶ関見学デー」でも上演しており、大人気のプログラムになっています。
    (参考)環境省報道発表資料(平成23年6月27日)
  • 貸出しのお問合せについては、各地域の、地方環境事務所等までご連絡下さい。
  • 紙芝居形式pdfは コチラ [PDF 2.4MB]

外来種カードゲーム「ピンチくん」


  • WWFジャパンが作成した、主に小学5年生以上を対象としたトランプ型のカードゲームです。「在来種」26種と「外来種」26種のカードにはそれぞれの生き物の特徴を記載しています。
    例えば外来種カードゲームでは、ピンチくんを2セット用意し、読み手が外来種の特徴等を読み上げ参加者が該当する外来種カードを取り合って遊びながら、外来種についてたのしく学ぶことができます。このほか、一般的なトランプとして遊びながら外来種について学ぶこともできます。
    (参考)環境省報道発表資料(平成23年6月27日)
  • 貸出しについては、各地域の、地方環境事務所等までご連絡下さい。

体験えこぼん(えいりあん) ウチダザリガニ・バージョン

体験えこぼんは、飛び出す絵カードです。データを印刷し、カードを作ってみよう!

厚紙で印刷するほうが、本のようになって見栄えがします。
印刷に当たっては、1ページ目と3ページ目を両面にしてください。

外来種問題に関する夏休み自由研究教材 外来種について考えよう!

  • 外来種とはなんでしょう?
    外来種とは、もともといなかった国や地域に、人間の活動によって持ち込まれた生きもののことです。もともとその地域にいた生きものは、在来種と呼ばれます。
  • 身近にも外来種がいます。さあ、君も調べてみよう!!
    テーマ① 身近にある植物について調べよう!
    テーマ② 身近にいる動物について調べよう!
    テーマ③ 外来種がどのようにして日本に入ったのか調べよう!
    テーマ④ 外来種の影響を調べよう!
    テーマ⑤ 外来種を駆除しよう!
  • 進め方
    1.テーマ①~⑤のどれに取り組むか決めよう!できれば全部に取り組んでみよう!!
    2.まず、(ダウンロードする資料)からダウンロード。
    3.次に紙に印刷。
    4.さあ、ワークシートを使い外来種を調べよう!
  • お家の方や先生と一緒に、学習の手引きを見てみよう!!
テーマ 内容 使う資料
(ダウンロードする資料)
テーマ①
身近にある植物について調べよう!
【みつけよう】
公園や校庭には、どんな植物が生えているかな?
身近にある植物を調べて、簡単な地図をつくってみよう。
身近な場所で、外来種をいくつ発見できるかな?!
ワークシート [PDF 626KB]
外来植物ミニブック(植物) [PDF 641KB]
学習の手引き [PDF 425KB]
テーマ②
身近にいる動物について調べよう!
【調べよう】
なんとビックリ! 身近にいる動物が、実は外来種かもしれません!? 自分の住む地域の外来種(動物)について調べてみよう。
ワークシート [PDF 429KB]
外来動物ミニブック(動物) [PDF 579KB]
学習の手引き [PDF 446KB]
テーマ③
外来種がどのようにして日本に入ったのか調べよう!
【調べよう】
外来種は、いったいどのように日本にやってきたのかな? 外来種が日本にやってきた理由を調べ、外来種を拡げないためにどうずればよいか考えてみよう。
ワークシート [PDF 271KB]
*参考シート「外来種を広げないために」 [PDF 456KB]
学習の手引き [PDF 238KB]
テーマ④
外来種の影響を調べよう!
【聞いてみよう】
外来種はどんな影響を及ぼすのかな?外来種の影響を調べながら、身近なところに外来種の影響がないかお話しを聞いてみよう。
ワークシート [PDF 240KB]
*参考シート「外来種の影響と生物多様性」 [PDF 745KB]
学習の手引き [PDF 459KB]
テーマ⑤
外来種を駆除しよう!
【やってみよう】
オオキンケイギク、セイタカアワダチソウなど身近な外来種の駆除に挑戦! 身近なところでの外来種駆除や外来種駆除イベントへの参加を計画し、実際に外来種を駆除してみよう。
ワークシート [PDF 229KB]
*参考シート「外来種の駆除マニュアル」 [PDF 392KB]
学習の手引き [PDF 549KB]
  • ご家族の方や先生方へ
    • 自由研究教材「外来種について考えよう!」の目的
      この自由研究教材は、子どもたちに外来種問題を身近に感じてもらえるよう作成致しました。学習の手引きを参照頂き、ワークシートをご利用頂くことで、夏休み等の自由研究にご利用頂ければと考えます。
      アメリカザリガニやミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)など、外来種は身近に存在し、それらはペットとして導入されるケースが多く、皆さまの身近なこととして捉えていただきたい問題です。
      また、この教材は、子どもだけでもできるようになっていますが、ぜひ、学校の先生方、お家の皆さまと一緒に取り組んでいただき、外来種の問題についてご理解を深めていただくと共に、子どもたち自身が外来種問題を引き起こす当事者(原因者)となることを防ぐための一助としていただきたいと思います。
    • プログラムの概要
      ・対象:主に小学校高学年を対象にしています。
      ・構成:夏休みの自由研究テーマとして、外来種問題(外来種の存在や外来種が与える影響など)についての知識を深め、外来種の問題を身近に捉え、自分たちに(家族で)できることを考え、実際に取り組めるように構成しています。
    • この教材の使い方
      ・関心のあるテーマについて取り組んでいただけます。またテーマごとに取組が完結します。
      ・すべてのテーマについて取り組まれる場合は、①から順に取り組むことを推奨します。
      ・テーマごとに、3 つの資料(学習の手引き、ワークシート、参考シート)を用います。
      ※各資料を印刷してお使いください。
      ・テーマごとの進め方(ワークシートの使い方など)は、学習の手引きに記載しています。手引きを参考に、ワークシートでの学習を進めていただくことができます。
      ※学習の手引き及び参考シートは、主に大人の方にご覧いただき、子どもたちへの解説にご利用ください。