上市町エコツーリズム推進全体構想[ PDF(1842KB) ]
上市町エコツーリズム推進全体構想の概要[ PDF(274KB) ]
上市町では、交流人口の拡大を図るとともに、町の宝である地域の自然・歴史・伝統文化・産業といった地域の資源を後世に繋ぎ渡すため、積極的にエコツーリズムに取り組んでいます。
より多くの地域住民、企業団体、その他の町に関わる方々を巻き込み、さらに効果的なエコツーリズムの推進を図るため、観光産業を中心とした持続可能な経済の地域内循環の仕組みづくりを目的とする「上市町エコツーリズム推進全体構想」を策定したものです。
エコツーリズムを推進する地域は上市町全域とし、本町全域にわたって存在する多様な自然観光資源を活用した効果的なエコツーリズムの推進を図ります。
①協議会、ツアー実施者及び観光関係者のルール
②ツアーを行う上でのルール
地域内で実施する案内(ガイダンス)及びツアーは、観光振興、産業振興、地域振興、環境教育の場としての役割を担うものと考え、自然観光資源を保全しつつ、次のツアーを実施します。
モニタリングの対象を「自然観光資源」と「ツアー実施する上での障害・問題等」に分類し、ツアー実施者等の対象の変化に関する報告を基に協議会の専門部会で対策の必要性を評価します。モニタリングや評価は必要に応じて調査機関や有識者・専門家へ依頼し、対策が必要な場合は、協議会が中心となってツアーの実施方法の改善や関係者間の連携、特定自然観光資源指定の検討等を行います。
上市町エコツーリズム推進全体構想のルールを遵守しつつ、自然観光資源を対象としたモニタリングの継続的な実施により対象の変化の迅速な発見・評価に努めるとともに、関係者間での情報共有や有識者・専門家等のアドバイスを基に対策の推進体制の強化を図り、自然観光資源の保護及び育成を進めます。
地域住民、事業者、各種団体、教育機関、その他エコツーリズムに関連する活動に参加する者及び行政機関から構成されています。
地場産品の販売拡大のため、ツアーへの活用と参加者へのPRを積極的に実施し、地域振興へ繋げます。
協議会及びツアー実施者は、地域の生活、習わし、農林水産業及び土地所有者等への配慮と地域住民への理解促進に努め、エコツーリズムが地域に貢献できるよう尽力します。
エコツーリズムの実施・推進に当たっては、自然観光資源に関する主な法令等を遵守します。
森育や環境教育体験活動、出前授業等を実施し、子供たちが地域の自然・歴史・文化への理解を深め郷土への愛情を育み持続可能な社会をつくることの重要性を認識できる機会を設けます。
ツアー実施においては、参加者とツアー実施者の安全を確保し、「ツアーを行う上でのルール」を遵守するとともに、更なる安全性の確保に積極的に取り組みます。
全体構想の作成、変更又は廃止を行った時は、上市町の広報及びホームページで公表し、広く一般に周知します。
協議会において全体構想の推進状況を把握、整理し、概ね5年ごとに見直しを行います。