第27回ICRI総会

概要

Blue Venture（国際NGO）とCentral Caribbean Marine Institute（ケイマン諸島のNGO）が、新しくICRIメンバーに加入しました。
前回総会からの宿題となっていた、ICRIの組織と運営に関する事項やICRIの行動の呼びかけ（Call to action）の改定については、次回の会合まで持ち越しとなりました。
GCRMN※1について、これまで中心的役割を担ってきたClive Wilkinson氏の引退を受け、今後はIUCNがコアチームとなってGCRMNのマネジメントを行うことが発表されました。これまで機能してきた『ノード』（複数国/地域を統括するまとまり）との関係などについて議論が行われました。
海洋保護区の管理効果を評価する方法についてワークショップが行われました。
GBRMPA（グレートバリアリーフ海洋公園局）が主導するサンゴ礁保全プログラムを視察しました。
日本から、東アジア地域会合などについて発表をしました。

※1　GCRMN：地球規模サンゴ礁モニタリングネットワーク: 各国や各地域の既存の機関をつないで国際的なネットワークを構築し、その枠組み内において、それぞれのサンゴ礁の現状を調査して把握するための能力開発や情報提供を行うネットワークです。
詳しくはGCRMNをご覧ください。