今、日本では、たくさんの食べ物が捨てられています。食べ物を捨てることは、ごみ処理による環境への負担を増やすだけでなく、わたしたちのところに届くまでに使われた土地や水、電気なども無駄にしてしまうこと。こうした無駄を減らすために、今日の食事から、できることをはじめてみましょう。
食品ロスとは?
本来食べられるのに捨てられてしまう食べ物のこと。日本では平成28年度に、約643万tの食品ロスが発生したと推計されています※。これは、国民一人ひとりが、毎日お茶わん約1杯分のご飯を捨てている量に相当します。
※平成28年度推計(農林水産省・環境省)
写真/石原敦志