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2008年12月14日
2008年12月14日
1件の記事があります。
2008年12月14日
【開催報告】 自然体験型写真講座「落ち葉をきれいに撮影しよう」
新宿御苑
自然体験プログラム
新宿御苑の紅葉も終盤に差しかかった12月13日(土)、母と子の森で自然体験型写真講座「落ち葉をきれいに撮影しよう」を開催しました。
鮮やかな色が永遠に続かないのが落ち葉です。そんな落ち葉について自然体験で得た喜びを、いつまでも残せるよう、自然観察会の中で写真の技術指導を行いました。さてさて参加者のみなさんは、どんな自然体験をしたのか、撮影した写真で振り返ってみましょう。
まずは、巨樹の森のプラタナスやイチョウの大木の下で、体をあたためるための準備体操。新宿御苑スタッフオリジナルの「もりもり体操」です。木の実が地面に落ちて芽を出し、成長して花を咲かせ、花粉を飛ばす様子などをイメージして体を動かします。
次は家族ごとに分かれ、どのチームが一番高く落ち葉を積み上げられるか競争です。「よーいドン!」のかけ声を合図に、一生懸命落ち葉をかき集めました。
(竹村晶くん撮影・ダイビングするお父さん)
そしてお待ちかねの、落ち葉の山へダイビング。お父さんお母さんも、こどもと一緒にフカフカの落ち葉の中へ飛び込みました。
落ち葉の山に寝そべって、青空とイチョウを心地よく眺めました。
かき集めて遊んだ後の落ち葉は、舞い上げてひらひら落ちる様子を楽しみながら平らになおしました。
落ち葉が風に舞う様子はまるで雪のようにきれいですが、これを写真におさめるのがとっても難しくみんな大苦戦。ポイントは、シャッタースピードを早くして一瞬の動きを捉えることだそうです。
(きれいな黄色に、まだらな緑の模様が入ったイヌビワの葉)
すっかり体が温まり、次は里山の森を自然観察しながらの写真撮影。緑色のまま葉を落とすカンレンボクや、イヌビワの花と実などを観察しながら、気になるものをどんどん写真に撮ります。
(竹村晶くん撮影・親子一緒に黄葉するイヌビワ)
また葉っぱ一枚の美しさだけでなく、母樹(ぼじゅ)の下で幼樹(ようじゅ)が成長し、母樹と同じように葉の色をかえていることにも目を向けてもらいました。
参加者のこどもたち同士で写真の構図を教え合う、ほほえましい場面もありました。
(秋本朋輝くん撮影・ラクウショウの森)
逆光で輝くラクウショウの気根がとてもきれいですね。
(竹村晶くん撮影・サザンカ)
構図がとても上手で、サザンカの華やかさが引き立つ作品です。
(秋本朋輝くん撮影・見上げるメタセコイヤ)
メタセコイヤを真下から見上げて撮った写真です。メタセコイヤのすらっと伸びた幹が強調されていますね。
(秋本朋輝くん撮影、プラキオサウルス)
「あの森に恐竜がいるよ!ジュラシックパークだから、また森に行きたい!」と秋本君は森の中で恐竜を見つけたようです。秋本君は、想像力を働かせ、クモの糸にぶら下がる縮れたモミジの葉を、茶色い落ち葉の道を赤いプラキオサウルスが、こちらに向かって歩いてくる様子にとらえました。他にも森の中でプテラノドンやティラノザウルスも発見していました。
子どもの目から見る世の中は、驚きと発見に満ちていますよね。こんな時に、子どもの見る世界を通じ、お父さんもお母さんも自分の子ども時代の感覚を追体験できたりするのではないでしょうか。
午前中のプログラムの最後は、拾った落ち葉や花びらを使ってプチアート体験。落ち葉と落ち花を蘇らせてみました。落ち葉といっても赤や黄、茶色など様々な色や形があり、地面に並べてみるだけで立派なアートになります。
クリスマスリース
みどりはカンレンボクの落ち葉です。
ゲゲゲの鬼太郎
黄色くなったシダが、シマシマのチャンチャンコです。
強い風が吹けば壊れてしまう自然の素材を使った作品も、写真に残しておけば大切な思い出になりますね。
午後は室内で、撮った写真をスクリーンに写して参加者全員で鑑賞。講師が講評を行い、コンパクトデジカメでこどもの写真を撮る時の明るく写すコツや、接写モードの使い方などを簡単にレクチャーしました。
新宿御苑の自然の中で過ごした今日の思い出は、写真とともにみなさんの記憶の中にもしっかり焼きついたようです。
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鮮やかな色が永遠に続かないのが落ち葉です。そんな落ち葉について自然体験で得た喜びを、いつまでも残せるよう、自然観察会の中で写真の技術指導を行いました。さてさて参加者のみなさんは、どんな自然体験をしたのか、撮影した写真で振り返ってみましょう。
まずは、巨樹の森のプラタナスやイチョウの大木の下で、体をあたためるための準備体操。新宿御苑スタッフオリジナルの「もりもり体操」です。木の実が地面に落ちて芽を出し、成長して花を咲かせ、花粉を飛ばす様子などをイメージして体を動かします。
次は家族ごとに分かれ、どのチームが一番高く落ち葉を積み上げられるか競争です。「よーいドン!」のかけ声を合図に、一生懸命落ち葉をかき集めました。
(竹村晶くん撮影・ダイビングするお父さん)
そしてお待ちかねの、落ち葉の山へダイビング。お父さんお母さんも、こどもと一緒にフカフカの落ち葉の中へ飛び込みました。
落ち葉の山に寝そべって、青空とイチョウを心地よく眺めました。
かき集めて遊んだ後の落ち葉は、舞い上げてひらひら落ちる様子を楽しみながら平らになおしました。
落ち葉が風に舞う様子はまるで雪のようにきれいですが、これを写真におさめるのがとっても難しくみんな大苦戦。ポイントは、シャッタースピードを早くして一瞬の動きを捉えることだそうです。
(きれいな黄色に、まだらな緑の模様が入ったイヌビワの葉)
すっかり体が温まり、次は里山の森を自然観察しながらの写真撮影。緑色のまま葉を落とすカンレンボクや、イヌビワの花と実などを観察しながら、気になるものをどんどん写真に撮ります。
(竹村晶くん撮影・親子一緒に黄葉するイヌビワ)
また葉っぱ一枚の美しさだけでなく、母樹(ぼじゅ)の下で幼樹(ようじゅ)が成長し、母樹と同じように葉の色をかえていることにも目を向けてもらいました。
参加者のこどもたち同士で写真の構図を教え合う、ほほえましい場面もありました。
(秋本朋輝くん撮影・ラクウショウの森)
逆光で輝くラクウショウの気根がとてもきれいですね。
(竹村晶くん撮影・サザンカ)
構図がとても上手で、サザンカの華やかさが引き立つ作品です。
(秋本朋輝くん撮影・見上げるメタセコイヤ)
メタセコイヤを真下から見上げて撮った写真です。メタセコイヤのすらっと伸びた幹が強調されていますね。
(秋本朋輝くん撮影、プラキオサウルス)
「あの森に恐竜がいるよ!ジュラシックパークだから、また森に行きたい!」と秋本君は森の中で恐竜を見つけたようです。秋本君は、想像力を働かせ、クモの糸にぶら下がる縮れたモミジの葉を、茶色い落ち葉の道を赤いプラキオサウルスが、こちらに向かって歩いてくる様子にとらえました。他にも森の中でプテラノドンやティラノザウルスも発見していました。
子どもの目から見る世の中は、驚きと発見に満ちていますよね。こんな時に、子どもの見る世界を通じ、お父さんもお母さんも自分の子ども時代の感覚を追体験できたりするのではないでしょうか。
午前中のプログラムの最後は、拾った落ち葉や花びらを使ってプチアート体験。落ち葉と落ち花を蘇らせてみました。落ち葉といっても赤や黄、茶色など様々な色や形があり、地面に並べてみるだけで立派なアートになります。
クリスマスリース
みどりはカンレンボクの落ち葉です。
ゲゲゲの鬼太郎
黄色くなったシダが、シマシマのチャンチャンコです。
強い風が吹けば壊れてしまう自然の素材を使った作品も、写真に残しておけば大切な思い出になりますね。
午後は室内で、撮った写真をスクリーンに写して参加者全員で鑑賞。講師が講評を行い、コンパクトデジカメでこどもの写真を撮る時の明るく写すコツや、接写モードの使い方などを簡単にレクチャーしました。
新宿御苑の自然の中で過ごした今日の思い出は、写真とともにみなさんの記憶の中にもしっかり焼きついたようです。