■社会実験の背景・目的
- 地球環境への負荷が少ない物質でショーケースを冷やす!
- ショーケース内を冷やすために主に使われているフロン類は、二酸化炭素に比べて地球温暖化への影響度が数千倍と極めて大きく、この排出抑制は気候変動(地球温暖化)対策の新たな柱として注目されています。最近ではスーパーやコンビニエンスストアのショーケースに、フロン類ではなく自然界に存在する物質を使い、更に従来機器より省エネにもなる「冷やすワザ」(省エネ型自然冷媒機器)が導入されつつあります。
- クールビズでも寒くない!
- スーパーやコンビニエンスストアで商品を選んでいる間に、ショーケースからの冷気で体が冷えてしまうという経験があるかも知れません。
家庭の冷蔵庫と同様、扉を付けて冷気をショーケースの外に逃がさない取組みが注目されています。食べ物を通り越して体を冷やす冷気を減らすことで、快適に買い物ができるだけでなく、省エネルギーにもつながります*。 - * 小規模スーパーでの電力消費のうち約5割はショーケースに係るものとも言われています(注:所有する機器・事業規模・事業形態などによって異なります)。
- 社会実験の目的
- 社会実験では、省エネ型自然冷媒機器と扉を組み合わせる(サンドイッチやスイーツなどのショーケースも含め、極力全てのショーケースに扉を設置する)ことによる温室効果ガス排出量の削減効果を把握するだけでなく、扉の設置に対して懸念されている課題について検証し、普及方策を検討することを目的としています。
■社会実験の概要
- 2015年6月1日から下記店舗で社会実験を行っています。
(参加店舗の追加も今後予定) - 【店舗】
- ローソンパナソニック前店(大阪府守口市八雲中町3-1-2)
- ローソン豊橋明海工業団地店(愛知県豊橋市明海町3-16)
- ローソン 夢前スマートインター前(兵庫県姫路市夢前町前之庄998‐1)
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【実施事項】
- お客様のご意見・感想を収集:店内に専用ボックスを設置
- 電気使用量削減に関する効果検証:データ計測による比較検証
- お客様や従業員を対象としたアンケート調査の実施:利便性・購買意欲への影響や
作業性等に関する調査・分析 等
■社会実験の成果
- 2015年度の社会実験の成果をパンフレットにまとめました。
ぜひご覧ください。 -
修正版パンフレット
パンフレットダウンロードページ