TEMM学生フォーラム


概要

2011年4月28日、第13回日中韓環境大臣会合(TEMM13)にあわせて、三ヵ国の学生の代表による意見交換・討議を行う「日中韓環境大臣会合学生フォーラム」が韓国・釜山で行われました。日本からは、岩手大学、大阪府立大学、上智大学、東京工業大学及び横浜市立大学、より学生が参加しました。

フォーラムでは、「低炭素グリーン・キャンパスの実現」及び「将来のグリーンリーダーの育成」の2つのテーマの下で、学生代表の各発表に続き、モデレーターの下で活発かつ率直な意見交換が行われました。グリーン・キャンパスのセッションでは、大学のインフラと学生や教員の参加の2つの側面から議論が行われ、資金の確保や動機づけが課題として挙げられました。また、グリーンリーダーのセッションでは、情報を共有し、情報交換を行うことの重要性を確認しました。

同フォーラムでの議論や意見は成果報告として取りまとめられ、翌29日の三カ国環境大臣会合において、三カ国の参加学生を代表して中国北京大学のMr.LU Yufeiにより三大臣に対して報告と質疑応答がなされました。

なお、日本からの参加学生は、29日午前に近藤昭一副大臣への表敬訪問を行いました。各学生からの大学等での様々な環境活動についての報告に続いて、副大臣からは参加学生の積極的な取り組みを評価するとともに、将来を担う若い世代の国際的な活躍に対する期待が寄せられました。

学生フォーラム参加者の様子

参加者の感想

学生フォーラムに参加した5名の学生の方々に、本フォーラムに参加して感じたこと等を感想文として取りまとめて頂きました。

参加者等

モデレーター

新羅大学 Kyoung-sik Choi教授

参加者(大学名)

(日本)※学年順、敬称略
宮崎 準平(大阪府立大学大学院工学研究科物質・化学系専攻1年)
松原 幸平(東京工業大学工学部電気電子工学科4年)
廣瀬 翔也(横浜市立大学国際総合科学部国際総合科学科4年)
山下 梓 (上智大学法学部地球環境法学科4年)
立波 大地(岩手大学人文社会科学部法学・経済課程 2年)

(中国)※大学順、敬称略
GUO Yang (Beijing Normal University)
TAN Yixiao (Communication University of China)
LU Yufei (Peking University)
Zhang Yuhui (Renmin University of China)
SHI Pixing (Tsinghua University, Environmental Engineering)

(韓国)※大学順、敬称略
Min-seon Kim (Ewha Women’s University)
Jong-woo Kim (Hankuk University of Foreign Studies)
So-hee Kim (KAIST)
Young-woo Jeon (Korea National University of Education)
Chae-yeon Park (Myongji University)

学生フォーラム参加者の様子

当日プログラム

日中韓三カ国環境大臣会合学生フォーラム
【会場:BEXCOコンベンションホール】
 2011年4月28日
10:00   学生フォーラム開会
10:00-12:00   テーマ@低炭素グリーン・キャンパスの実現
    (10:00-11:00)発表(日本からは上智大学)
(11:00-12:00)議論
12:00-13:00   昼食
13:00-14:00   テーマA将来のグリーンリーダーの育成
    (13:00-14:00)発表(日本からは横浜市立大学)
(14:00-15:00)議論
15:00-17:00   成果とりまとめ

採択文書