TEMMユースフォーラム


概要

2014年4月28日、第16回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM16)にあわせて、三カ国の若者の代表に よる意見交換・討議を行うユースフォーラムが韓国大邱で行われました。日本からは、聖心女子大学、東京工業大学、東京農工大学、福岡女子大学及び早稲田大学より5 名の学生が参加しました。

フォーラムでは、 Dr. Johannes Tschapkaの基調講演「Youth for Sustainable Development: Facing the global challenged and fostering regional initiatives!」を拝聴した後、「持続可能性への若者の抱負 実行の率先」のテーマの下、三カ国の若者代表による各国での事例紹介、午後は三カ国混成の3チームに分かれ、活発かつ率直な意見交換が行われました。日本からは、地域の子供達による農業活動を通じた生物多様性維持の実例である豊岡市の新田プロジェクトEを事例として発表しました。

中国からは、大学生によるお茶のフェアトレードの事例、韓国からは、実際に植林ができるゲームの開発についての事例を発表しました。その後の意見交換を通じて、三カ国の若者が各国における事例や意見を交換することの大切さを学びました。

本フォーラムでの議論や意見は成果報告として取りまとめられ、翌29日の大臣会合において、三カ国の若者を代表して中国・Zeqi ZHUさんより三大臣に対して報告がなされました。

ユース代表団の皆さん

  • 日本代表の発表の様子

  • ユース代表団の皆さん

  • 自己紹介の様子

  • ワークショップの様子

  • 石原大臣と面談する
    ユース代表団

  • 韓国代表団の皆さん

参加者の感想

ユースフォーラムに参加した5名の学生の方々に、本フォーラムに参加して感じたこと等を感想文として取りまとめて頂きました。

参加者等

ファシリテーター

Seoul National University  Prof. Johannes TSCHAPKA

参加者(大学名)

(日本)※氏名五十音順、敬称略
逢坂 瞳(聖心女子大学国際交流学科)
原 嘉志(東京工業大学社会理工学研究科)
田畑 聡美(東京農工大学大学院農学府)
村田 晴奈(福岡女子大学国際文理学部環境科)
岡田 有加(早稲田大学文学部文学科)

(韓国)※敬称略
Jin-Young KANG(Korea National University of Education)
Jie-Won CHOI(Dongguk University)
Joo-Hye LIM(Korea Advanced Institute of Science and Technology)
Si-Na OH(Korea National University of Education)
Sang-Wan KIM(Myongji University)

(中国)※敬称略
Zeqi ZHU(Tsinghua University)
Han XU(Tsinghua University)
Zihan ZHAI(Peking University)
Xiuqing QIAO(Shandong Normal University)
Zhiyong LIU(Shaanxi University of Science & Technology)

当日プログラム

日中韓三カ国環境大臣会合ユースフォーラム
【会場:EXCO】
9:00-9:30   オリエンテーション
9:30-10:00   自己紹介
10:00-10:30   基調講演「Youth for Sustainable Development: Facing the global challenged and fostering regional initiatives!」
Dr. Johannes Tschapka
10:30-10:45   休憩
10:45-12:00   各国代表からの発表
12:00-13:00   昼食
13:00-15:30   グループ討議とワークショップ
15:30-17:00   TEMM16ユースフォーラム成果報告のとりまとめ

採択文書