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分野別の取り組み

大気環境・自動車対策

環境省では、開発途上地域等における、工場、自動車等から排出される物質による大気汚染や、騒音、振動、悪臭などの問題に取り組み、生活環境の保全に努めます。
以下では、代表的な協力事業が紹介されています。

施策(予算)名 アジアEST地域フォーラム
概要 本フォーラムは、下記を目的として設立されています。
  • ESTに関する各国の政策、先進事例等の情報共有、意見交換
  • 環境と交通分野の専門家、学識経験者からの助言、情報提供
  • 開発途上国の国家EST戦略・アクションプランの策定支援及び国際協力機関の参画によるアクションプラン実現支援
  • EST推進に向けた地域及び国際間の行動・イニシアティブの連携の確立
対象国・地域 アジア等
進捗・成果 2005年8月に名古屋で開催された「アジアEST地域フォーラム第1回会合」から、現在までに、9回の会合が開催されています。これまでの主な成果として、アジアにおけるEST推進に向けた愛知宣言(2005年)、ソウル宣言(2009年)、バンコク宣言(2010年)、バリ宣言(2013年)、コロンボ宣言(2014年)を採択しました。また、2007年には、都市レベルでの取組みへの意思を宣言した、市長等による京都宣言が採択されています。2015年11月18~20日にネパール・カトマンズにて開催された、「アジアEST地域フォーラム第9回会合」には、アジア諸国(26か国)から、政府高官(環境省及び交通担当行政機関の代表)、学識経験者、国際機関関係者等が多数参加しました。会合の主な成果は以下の通りです。

  • アジア地域26か国の代表等が参加し、特に災害にレジリエント(強靭)な交通や、COP21を踏まえた気候変動への適応等をテーマに議論が行われ、ESTに関する政策、先進事例等の共有が図られました。
  • 2010年開催の第5回フォーラムにて採択された「バンコク宣言2020」に示された目標の実現に向けた各国の取組みの紹介が行われるとともに、その中間的な総括が行われ、目標の実現に向けてより一層EST を推進することについて確認されました。
  • ネパール政府が策定を進めていた国家EST戦略(2015-2040)が示され、レジリエント(強靭)で持続可能な交通をネパールにおいていかに確保するかについて議論が行われました。
  • EST推進のための新たな活動として、南アジア、東南アジアを対象にしたワークショップを開催していくことが合意されました。また、次回フォーラムはラオスで開催されることが合意されました。
担当課 水・大気環境局 自動車環境対策課
関連ウェブサイト
最終更新日 2015年11月