環境省では、その専門性と経験を活かし、環境教育教材の開発等、人材の育成に取り組んでいます。
施策名 | アジア環境人材育成イニシアティブ(ELIAS) |
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概要 | 産学官民の協働による環境人材の育成の取組みを具体化するため、アジア環境人材育成イニシアティブ(ELIAS)として、 (1)大学教育モデルプログラムの開発と普及 (2)産学官民連携の環境人材育成コンソーシアム (3)環境人材育成に取り組むアジアの大学院のネットワーク化(ProSPER.Net) の3つの事業を展開しています。 |
対象国・地域 | アジア、大洋州 |
進捗・成果 |
1. 大学教育モデルプログラムの開発と普及 日本の大学・大学院が、企業、行政、NPOやアジアの大学等と連携・協力して「アジア環境人材育成ビジョン」の中で描かれた環境人材を育成するために、2008年、2009年に「環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業」の実施大学を公募し、2008年度に6件(茨城大学、東京大学、慶応大学、中部大学、信州大学、高知大学)、2009年度に5件(岩手大学、東北大学、上智大学、滋賀県立大学、大阪府立大学)を採択しました。1大学3カ年計画で事業を実施しています。 2. 産学官民連携の環境人材育成コンソーシアム 環境省は、平成23年3月に設立された「環境人材育成コンソーシアム」と連携して、高等教育機関や企業における環境人材育成のための教育プログラムの開発・普及、企業等における自発的な環境人材育成促進のための取組み(表彰制度の運用等)を展開しています。3. 環境人材育成に取り組むアジアの大学院のネットワーク化 環境省は、国連大学高等研究所(UNU-IAS)と連携して、2008年6月に、大学院レベルでの教育・研究に持続可能性の教育を統合するネットワーク、通称ProSPER.Net(Promotion of Sustainability in Postgraduate Education and Research Network)を開始しました。2017年1月現在、本ネットワークには、日中韓、アセアン諸国、インド、オーストラリア等から37の大学と国際機関等が参加しています。 |
担当課 | 総合環境政策局環境経済課環境教育推進室 |
関連ウェブサイト |
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最終更新日 | 2017年3月 |