・ K6※1は、平成23年度調査及び、平成24年度調査と比較して低下しているものの、依然高い値を示しました。
・ 性別では、男性より女性のほうが高い値を示し、年齢別では過年度と比較して差が最も小さくなっています。
・ PCL※2は、平成23年度調査及び、平成24年度調査と比較して低下しているものの、依然高い値を示しました。
※1:K6=気分の落ち込みや不安の程度を測る尺度(≒ものさし)
気分の落ち込みや不安に関する6項目(例:「神経過敏に感じましたか」「絶望的だと感じましたか」等)について、それぞれ過去30日間にどれくらいの頻度であったかを回答していただきました。この項目は16歳以上を対象に実施。この項目によって気分障害や、不安障害の可能性について、日常生活に支障を来すレベルかどうかを判定しました。
※2:PCL(Post Traumatic Stress Disorder Checklist)=トラウマ反応を測る尺度(≒ものさし)
被災の体験に対して時々起こる問題や訴え(トラウマ反応)に関する17項目(例:「そのストレス体験の、こころをかき乱すような記憶、考え、イメージ(光景等)を繰り返し思い出す」「そのストレス体験の、こころをかき乱すような夢を繰り返し見る」等)について、それぞれ過去30日間にどれくらいあったかを回答していただきました。この項目によって、トラウマ反応の強さについて判定しました。
本資料への収録日:平成27年3月31日
改訂日:平成29年12月1日