環境省では、認定した特定復興再生拠点区域復興再生計画に基づき、特定復興再生拠点区域内の除染や家屋等の解体を実施し、2022年6月に葛尾村、大熊町、同年8月に双葉町、2023年3月に浪江町、同年4月に富岡町(夜の森・大菅地区)、同年5月に飯舘村、同年11月に富岡町(小良ヶ浜・深谷地区内)で特定復興再生拠点区域の避難指示が全て解除されました。
現在、除染工事の進捗は9割を超えており、また、家屋等の解体の進捗は申請件数に比して約87%が完了しています(2024年10月末時点)。なお、家屋等の解体により生じた特定廃棄物の処理については、可能な限り減容化した後、双葉地方広域市町村圏組合の管理型処分場(クリーンセンターふたば)を活用して埋立処分を行うこととし、2019年8月に環境省、同組合及び福島県の間で基本協定を締結しました。2023年6月に特定廃棄物の搬入を開始しました。
また、特定復興再生拠点区域外については、認定した特定帰還居住区域復興再生計画に基づき、大熊町及び双葉町については2023年12月20日に、浪江町については2024年6月20日に、富岡町については同年9月5日に特定帰還居住区域の除染や家屋等の解体に着手しました。
本資料への収録日:2021年3月31日
改訂日:2025年3月31日
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