放射線影響研究所では、親の被ばくが、子孫の多因子疾患である生活習慣病を増加させるかどうかを追跡調査しています。これまで、20歳までに発症した悪性腫瘍の調査1、がんの調査2,3、生活習慣病の調査4が行われてきましたが、放射線の影響は観察されていません。
1. Y. Yoshimoto et al.: Am J Hum Genet 46: 1041-1052, 1990.
2. S. Izumi et al.: Br J Cancer 89: 1709-13, 2003.
3. E. Grant et al.: Lancet Oncol 16: 1316-23, 2015.
4. S. Fujiwara et al.: Radiat Res 170: 451-7, 2008.
本資料への収録日:2018年2月28日
改訂日:2023年3月31日