Q.エコチル調査の目的は?
A.環境が子どもたちの発育に与える原因を明らかにすることにより、子どもたちが健康に成長していくことができる環境、また、安心して子育てができる環境を整えることを目的としています。
さらに、研究を進めていくことで病気の新しい予防法を見つけることができるかもしれません。
Q.個人情報はどのように管理されるのですか?
A.個人情報は取り扱う人を限定した上で、細心の注意を払い、厳重に管理します。生体試料や質問票からは、個人が特定される情報を取り除き照合のための番号をつけて保管します。照合番号だけを用いて研究を行いますので、研究する人にもだれのものかわからないようになっています。
Q.エコチル調査が、白血病患者等に移植するさい帯血(新生児のへその緒から採取する血液)の不足を招くのではないかと聞きましたが・・・本当ですか?
A.子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)においては、環境中の化学物質が子どもの健康に与える影響を明らかにするために、胎児期に化学物質を体内に取り組む状況を示すさい帯血を採取させていただくこととしています。
一方、さい帯血は、白血病患者等の治療目的で移植に用いられており、そのため、平成8年よりさい帯血を採取・保存する「さい帯血バンク」事業が開始され、現在では全国11のさい帯血バンクで、約110医療機関の参加により、実施されています。
エコチル調査の実施にあたっては、従来より行っているさい帯血バンク事業へ極力影響を与えないよう、特段の配慮を持って臨むこととしています。
具体的には、エコチル調査地区に居住され、さい帯血バンク事業と提携している医療機関でお産をされる妊婦さんについては、エコチル調査とさい帯血バンクの両方に参加することができますが、この場合は、さい帯血はエコチル調査に用いず、全量をさい帯血バンクで活用することとしています。こうした妊婦さんについては、エコチル調査でさい帯血の分析を行うことはできませんが、妊婦さんの血液の分析データをはじめ、様々な方法で、できる限り補うこととしています。
また、状況によってはさらなる見直しを行うこととし、今後とも、厚生労働省、日本さい帯血バンクネットワークと連携し、状況に応じて必要な対策を行ってまいります。
環境省としても、エコチル調査の普及啓発にあたっては、併せて、さい帯血バンクの事業内容や重要性についても情報提供を行い、両事業に対する国民の理解が深まるよう努めてまいります。
Q.情報紙「エコチル」って?
A.情報紙「エコチル」は 、札幌市内の小学校などに配布されている子ども環境情報紙です。子どもたちが「地球をまもるためにできること」を楽しく学べるよう、株式会社アドバコムから発行されています。
株式会社アドバコムは、情報紙の配布のほか、テレビ番組やイベント活動などの環境プロモーション事業を通じて、地域や学校・家庭にエコ活動を推進する活動をしています。
環境省の事業とは直接関係していませんが、環境保全に大きく貢献する事業として、環境省としても、子ども環境コミュニティ「エコチル」と協力していきたいと考えています。
