水・土壌・地盤・海洋環境の保全

きれいで豊かな海を目指して ~地域が主体となる閉鎖性海域の環境改善の手引き~

 きれいで豊かな海を目指す観点から、水質改善に加えて、底質や藻場・干潟などの生物生息場の改善を含めた総合的な環境改善対策を進める必要があります。

 そのため、きれいで豊かな海の実現に向けた取組を実施する際に参考としていただくことを目的として「手引き」を作成しました。

1.背景

 沿岸域は藻場や干潟が広がり、多様な生物が生息・再生産し、豊かな恵みをもたらしてくれる場となっています。しかし、湾口部が狭く海水交換が滞りやすい閉鎖性海域は、汚濁物質が海域内部に溜まりやすく、赤潮・貧酸素水塊の発生や生物のへい死などが問題となっています。このような閉鎖性海域での環境改善は、水質改善に加え,底質や藻場・干潟の生物生息場の改善を含めた総合的な取組を進める必要があり、海域の利用者や関係者の協働のもと、地域で共通の目標をもって取り組む必要ことが重要です。

2.「豊かな海」を目指した取組の事例集

 地域の関係者が海域の環境改善に取り組むにあたりどのような体制を構築していけばよいのか、環境改善の効果や実施する際の留意点は何かといった、疑問点を解消できるよう、ケーススタディとして3つの海域での事例を含めて紹介しています。

■詳細版

  全体版.pdf

  

 <分割版>

  表紙・目次.pdf

  第1章 全国の閉鎖性海域の現状.pdf

  第2章 海域環境改善の実施手順.pdf

  第3章 ケーススタディ.pdf

       博多湾の概要.pdf

       英虞湾の概要.pdf

       阿蘇海の概要.pdf

  おわりに.pdf

■概要版
■資料編