環境再生・資源循環

第3期委嘱(平成21年1月15日委嘱、地方自治体等の推薦22名)

 平成21年1月15日に委嘱しました。委嘱しました22名の内訳は、男性が8名、女性が14名で、多くの方は、NPO法人や市民団体の役員、その他団体の役員や職員などに就任されています。

 平成21年1月15日(木)、東京都で開催しました「容器包装3R推進全国大会」において、3R推進マイスター(第3期委嘱)の委嘱式を開催しました。

 委嘱式には17名に御出席いただき、環境省 谷津廃棄物・リサイクル対策部長から委嘱状を授与しました。

委嘱式には御出席いただけなかった方々には後日、委嘱状をお送りしました。

【委嘱式出席者】(五十音順、括弧内はお住まいの都道府県名)
小林 幸司さん(宮城県)、山本 まゆみさん(秋田県)、菅野 節子さん(東北地方環境事務所)、園田 真見子さん(埼玉県)、中嶋 義臣さん(関東地方環境事務所)、藤田 和秀さん(神奈川県)、川瀬 和敏さん(新潟県)、渡辺 ヒデ子さん(長野県)、広川 雄三さん(愛知県)、樽井 雅美さん(奈良県)、山本 ルリコさん(鳥取県)、錦織 文子さん(島根県環境生活部 廃棄物対策課)、成田 美和子さん(岡山県)、中平 徹也さん(中国四国地方環境事務所)、内田 洋子さん(高知県)、詠田 トキ子さん(宮崎県)、古我知 浩さん(沖縄県)

平成19年度容器包装廃棄物排出抑制推進員研修会の開催

 平成21年1月15日(木)、16日(金)の2日間、環境省では本年度委嘱しました3R推進マイスターの皆様方に「容器包装廃棄物排出抑制推進員制度」の理解を深めていただくとともに相互の活動内容等を理解し、今後の普及啓発活動に活用いただくため、研修会を開催いたしました。

1. 研修会の開催概要

第1日目(平成21年1月15日(木))
10:00~18:30
第2日目(平成21年1月16日(金))
9:30~16:00
場所 ゲートシティホール(午前、午後ともに)
(東京都品川区大崎1-11-1、TEL:03-5496-5311、JR大崎駅直結(徒歩1分))
  • 午前:ゲートシティホール
  • 午後:
    ・京浜島リサイクルセンター〈リバース2002〉
     (東京都大田区京浜島2-15-5)
    ・東京ペットボトルリサイクル
     (東京都江東区青海2丁目地先中央防波堤内側埋立地)
内容
  • 開会挨拶
  • 第3期委嘱
  • 基調講演(3R推進マイスター 安井至氏)
  • 容器包装リサイクル法と3R推進マイスター制度説明
  • 「容器包装3R推進全国大会」の参加
    ・パネル展示の見学
    ・シンポジウム出席
  • ワークショップ
    3R推進マイスターと各主体との意見交換
  • 講義1(環境省 リサイクル推進室)
  • 講義2(NPO法人ごみじゃぱん 事務局長
    小島理沙氏)
  • ワークショップ
    3R推進マイスターとの情報交換
  • 施設見学
    バスを利用した施設見学

3R推進マイスター出席状況

第1日目
午前中
第1日目
午後
第2日目
午前中
第2日目
午後
第1期 3名 2名 0名 0名
第2期 29名 35名 32名 26名
第3期 17名 17名 17名 13名
合計 49名 54名 49名 39名

2. 開会挨拶、第3期委嘱

 環境省 谷津廃棄物・リサイクル対策部長より開会の挨拶をした後、3R推進マイスター第3期委嘱式を開催しました。

3. 基調講演

 第1期委嘱の3R推進マイスターでもある安井至(国際連合大学名誉副学長、東京大学名誉教授、独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センターシニアフェロー)氏より、「3R推進マイスターの役割 -リサイクル・レジ袋削減の可否を巡る議論-」をテーマに40分間、ご講演いただきました。
→基調講演資料「3R推進マイスターの役割 -リサイクル・レジ袋削減の可否を巡る議論-」
本資料の引用に関するお問い合わせは、独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センター(TEL:03-5214-7485)までお願いいたします。

4. 容器包装リサイクル法と3R推進マイスター制度説明

基調講演の後、リサイクル推進室 平尾室長補佐より容器包装リサイクル法と3R推進マイスター制度の説明を行いました。 →説明資料「3R推進マイスター制度について」[PDF 408KB]

5. 「容器包装3R推進全国大会」の参加

休憩をはさんで、パネル展示、シンポジウム等で構成されている「容器包装3R推進全国大会」に参加しました。

6.  ワークショップ 意見交換会

「容器包装3R推進全国大会」終了後、3R推進マイスターに加え、「容器包装3R推進全国大会」パネルディスカッションの参加者、パネル展示いただいた市民団体、大学、事業者の方々参加の下、9グループに分かれ意見交換会を開催しました。

リサイクル推進室 橋本室長補佐よりオリエンテーションが行われた後、「みなさんが行っておられるさまざまな主体と連携・協働した取組事例を教えてください」というテーマについて、各分野で活躍されている参加者の活動内容を踏まえながら意見交換を行いました。

7. 1日目閉会

 9グループでの意見交換会終了後、上田リサイクル推進室長が各グループで交換された意見についてまとめを行いました。

8. 講義(1)

研修会2日目は、上田リサイクル推進室長が「容器包装の3Rをめぐる課題と今後の施策」について、30分間講義しました。
→講義資料「容器包装の3Rをめぐる課題と今後の施策」[PDF 1.7MB]

9. 講義(2)

 講義(1)終了後、NPO法人ごみじゃぱん事務局長 小島 理沙氏より、「ごみ減装実験2008の成果と今後の取り組み」について、50分間ご講演いただきました。

10. ワークショップ 3R推進マイスターとの情報交換

 講義(2)終了後、リサイクル推進室 橋本室長補佐より情報交換会に関する説明及び午後の施設見学について説明がありました。その後、3R推進マイスターの戒田節子氏から「3Rの歌」の紹介がありました。

 「3Rの歌」紹介後、「3R推進マイスターとして、どうすれば効果的な普及啓発ができるか、お知恵を貸してください」をテーマに情報交換会を開催しました。

11. 施設見学

 意見交換会終了後、昼食休憩を取り、京浜島リサイクルセンター〈リバース2002〉と東京ペットボトルリサイクル株式会社を見学しました。

 前者では、一般廃棄物中間処理の工程を、後者では、使用済みペットボトルを最新の設備で高品質の再生ペットフレークを作る大型処理施設を見学し、今後の普及啓発活動の参考にしていただきました。