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(1)家庭から捨てられる一般廃棄物の排出量の高止まり
家庭から捨てられる一般廃棄物の排出量は横ばいとなっています。また、家庭ごみに占める容器包装廃棄物の割合も変わらず大きなものとなっています。
このため、リサイクルのみならず容器包装廃棄物の排出の抑制(リデュース)を一層推進する必要があります。
(2)容器包装リサイクルに関する社会的コストの増加
容器包装廃棄物の分別収集・選別保管に伴い市町村の負担が増加しています。
(環境省による平成15年度の推計)
また、特定事業者の支払う再商品化委託費も年々増加しています。
このため、分別収集・リサイクルの効率化・合理化を推進し、社会的費用を抑制することが必要です。
(3)ただ乗り事業者の存在
リサイクル義務が課せられているにもかかわらず義務を果たさない、いわゆる「ただ乗り事業者」が未だ一定数存在しており、事業者間の不公平が発生しています。
このため、事業者間の公平性を確保する必要があります。
(4)使用済ペットボトルの海外流出
住民と市町村の努力により集められたペットボトルの一部が海外に輸出されており、国内でのリサイクルの実施に支障が生じるおそれがあります。
このため、国内における円滑なリサイクルを進める必要があります。
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