環境省廃棄物・リサイクル対策循環型社会関連

リユースカップ等のリユース食器に関する調査について

 身近なリデュース、リユースに関する取組として、各種イベント会場等において多用されている紙コップや紙皿などの使い捨て食器に代わるリユース食器が開発されています。リユース食器には、カップや平皿、お椀型のものなどがあり、利点としては、同じ食器を何度も繰り返し使うので、ごみを削減できることがあげられます。
 環境省では、リユース食器に関する導入状況の調査を行うほか、コスト面と運営上の課題を整理した以下の「リユース食器を使ったエコイベント実践マニュアル」を作成し、リユース食器の使用促進を図っています。

「リユースカップ」導入スタジアム数等について

平成21年2月に閣議報告された第二次循環型社会形成推進基本計画の第1回目の点検結果の中で、平成20年11月時点での「リユースカップの導入を実施しているスタジアム数」と「リユース食器の各イベントにおける使用状況」を公表しております。

リユース食器を使ったエコイベント実践マニュアルについて

 環境省では、リデュース、リユースに関する取組として、各種イベント会場等において多用されている紙コップや紙皿などの使い捨て食器に代わり、リユース食器の利用を促進し、ごみの減量と資源の有効利用を図るため、平成17年度、平成18年度、「リユース食器を使ったエコイベント実践マニュアル」を作成しました。

野球場におけるリユースカップ導入実証試験調査について(平成20年度事業)

 多くの観客が集まるスポーツ競技場やイベント会場等では、使い捨ての飲料容器が多く使用され、大量のごみの発生源となっています。この問題に対し、一部のサッカー場やコンサート会場等においては、紙コップなどの使い捨ての容器に代わり、再使用可能なプラスチック製容器(リユースカップ)の利用が促進され、ごみの減量と資源の有効利用が図られていますが、野球場において、こういった取組はほとんど行われていません。
このため、環境省は、平成20年度、野球場におけるリユースカップの導入について、使用者の受容性、運営、コスト分析、環境保全効果等について検証を行うための実証試験調査を実施しました。  

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