報道発表資料

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2024年03月29日
  • 大気環境

ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)について

環境省において、ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)について、令和4年(2022年)の結果を取りまとめたのでお知らせいたします。
 
【添付資料】
別添1 ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)(本文)
別添2 ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)(概要)
別添3 ダイオキシン類の排出総量の推移
■ 排出インベントリーについて
ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項の規定に基づき定められた削減計画において、国はダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)を作成し、公表することとされています。同法に基づくダイオキシン類(PCDD、PCDF、コプラナーPCB)を対象に、令和4年の排出量について取りまとめました。
 
■ 対象発生源
環境への排出が現に認められているものであって、排出量の推計が可能なものを対象発生源としました。
 
■ 排出量の推計結果
  ダイオキシン類の排出インベントリーとして取りまとめた結果の概要は、別添2及び別添3のとおりです。年々排出総量は減少していましたが、令和4年の排出量は105~107g-TEQ/年となっており、令和3年の排出量(98~100g-TEQ/年)に比べて若干増加しています。
 
■ 削減目標の達成評価
  ダイオキシン類対策特別措置法に基づく削減計画において、ダイオキシン類削減目標量(大気への排出のうち火葬場、たばこの煙、自動車排出ガスを除く。)は、当面の間、176g-TEQ/年とされています。令和4年の排出量(102g-TEQ/年)は、当該目標量を大きく下回っております。
 
<参  考>
TEQ(毒性等量)とは:
毒性が明らかになっている29種類のダイオキシン類について、最も毒性が強い2,3,7,8-TCDDの毒性を1として換算し、足し合わせた値。

連絡先

環境省 水・大気環境局 環境汚染対策室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8291
室長
鈴木 清彦
室長補佐
奥野 博信