廃棄物処理施設整備計画の閣議決定及び意見募集の結果について

1. 背景

   廃棄物処理施設整備計画は、廃棄物処理施設整備事業の計画的な実施を図るため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第５条の３に基づき、５年ごとに策定されるものです。

   今般、2023年度から2027年度の５ヶ年の廃棄物処理施設整備計画（以下「新計画」という。）が、閣議決定されました。

2. 新計画について

   新計画は、気候変動への対応について、「2050年カーボンニュートラルにむけた脱炭素化」の視点を新たに記載し、対策内容を強化しました。「３Ｒ・適正処理の推進」については、災害時含めその方向性を堅持するとともに、「循環型社会の実現に向けた資源循環の強化」の視点を追加しました。また、「地域循環共生圏の構築に向けた取組」の視点を脱炭素化や廃棄物処理施設の創出する価値の多面性に着目しつつ深化させました。

   新計画の本文は別添１、概要は別添２のとおりです。

令和５年４月21日（金）から同年５月22日（月）までの間、「次期廃棄物処理施設整備計画（案）」について、国民の皆様からの意見募集（パブリックコメント）を実施しました。

1. 延べ意見提出者数 ：18件
2. 意見数：34件
3. 御意見に対する考え方

頂いた御意見に対する環境省の考え方は、別添３のとおりです。