報道発表資料

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2008年07月07日
  • 地球環境

「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ」及び「温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム~こうして求める約束期間の排出量」の開催について(お知らせ)

 環境省は、国立環境研究所と共催で、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia)(以下、WGIA)」及び「温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム~こうして求める約束期間の排出量(以下、公開シンポジウム)」を開催します。
 WGIAは、アジア諸国のインベントリ作成に係わっている研究者及び政策決定者間で経験や情報の共有を促進することにより、アジア諸国における温室効果ガスインベントリ作成の支援及びインベントリ精度向上を図ることを目的に、2003年度より毎年度開催しています。第6回目となる今年は、本年5月のG8環境大臣会合の議長総括で発表された「神戸イニシアティブ」の一環として開催いたします。
 また、公開シンポジウムは、京都議定書の第1約束期間(2008年~2012年)が開始し、温室効果ガス排出量算定等に対する国民的な関心が高まっていることを受け、今般WGIAのサイドイベントとして開催するものです。

1.WGIAについて

1) 日時
7月16日(水)~18日(金)
2) 場所
国立環境研究所(茨城県つくば市)
3) 開催目的
 これまでのWGIAの成果を踏まえ、また、気候変動枠組条約における2013年以降の枠組みに関する議論や最近の主要経済国会合等において、温室効果ガスの測定・報告・検証の重要性が再認識されていることも踏まえ、本ワークショップでは、特に以下の点を中心として情報・意見交換を行うことを目的としています。なお、第6回目となる今年は、本年5月のG8環境大臣会合の議長総括で発表された「神戸イニシアティブ」の一環として開催いたします。
  • 不確実性評価及び主要カテゴリー分析
  • 時系列データ整備・将来予測
  • 森林や廃棄物部門におけるデータ収集
  • 温室効果ガスインベントリ及び温室効果ガス排出削減・吸収拡大活動に関する意識向上
  • バリ行動計画など国際動向を踏まえたアジア諸国の今後のインベントリ関連作業の促進に関する、日米欧とアジア諸国の協力のあり方
4) 参加者(予定)
(日本)環境省、国立環境研究所、地球環境戦略研究機関、等
(アジア地域)カンボジア、中国、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの各国のインベントリ関連の政府職員及び研究者
(国際機関、その他)国連気候変動枠組条約事務局、気候変動に関する政府間パネル、国連環境計画、米国環境保護庁、等
5) 備考
 WGIAは非公開で開催しますが、報道関係の方でカメラ撮影をご希望の方は下記連絡先まで御連絡ください。冒頭のみカメラ撮り可とします。なお、WGIAの成果については、環境省ホームページで公開します。

2.公開シンポジウムについて

1) 日時
7月19日(土)13:00~17:30
2) 場所
東京国際フォーラム(東京都)ホールB7(7階)
3) 参加者予定数
500名
4) 開催目的
 京都議定書の第1約束期間(2008年~2012年)が開始し、温室効果ガス排出量算定等に対する国民的な関心が高まっていることを受け、今般WGIAのサイドイベントとして開催します。
5) 備考
 公開シンポジウムは一般の方々の参加を広く募集します。プログラム及び参加申し込み手続きについては、以下国立環境研究所のホームページをご覧下さい。

http://www-gio.nies.go.jp/wwd/symposium/sympo-j.html

 また、報道関係の方でカメラ撮影をご希望の方は別途下記連絡先まで御連絡ください。

連絡先
国立環境研究所/地球環境研究センター/温室効果ガスインベントリオフィス
「温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム」事務局
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2
www-gio@nies.go.jp
TEL:029-850-2169
FAX:029-850-2219

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:徳田 博保(内線6770)
課長補佐:加藤 聖(内線6768)
係長:藤田 宏志(内線6778)