報道発表資料

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2008年05月22日
  • 自然環境

高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査の結果について(お知らせ)

十和田湖等において高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受け、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を把握するため、【1】5月5~8日に十和田湖周辺(青森県、秋田県)において陸鳥の捕獲による調査及び【2】5月12日にサロマ湖でガンカモ類の糞便の採取による調査を行った結果、すべての検体について、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでしたのでお知らせします。

1 検体の捕獲・採取地及びその数

【1】陸鳥の捕獲 十和田湖周辺  101羽(別添内訳参照)
【2】糞便の採取 サロマ湖畔  100個

2 検体を捕獲・採取した期間

【1】5月5日~5月8日
【2】5月12日

3 検査結果

 採取したガンカモ類の糞(100個)及び捕獲した陸鳥(101羽)について、独立行政法人国立環境研究所において、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査した結果、すべて陰性でした。

 なお、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された野付半島(北海道別海町)及びサロマ湖(北海道佐呂間町)において陸鳥の捕獲による高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況の調査を実施中であり、検査を実施する予定です。

(注)
本検査でいう「高病原性鳥インフルエンザウイルス」とは、国際獣疫事務局(OIE)のマニュアルに準拠して分離されたウイルスを4~8週齢の鶏8羽以上に接種し、10日以内に75%以上死亡させるウイルスのことです。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:星野 一昭(内線6460)

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
室長 :猪島 康浩(内線6470)
補佐 :柴田 泰邦(内線6471)
専門官:徳田 裕之(内線6473)
直通:03-5521-8285

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