報道発表資料

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2007年11月29日
  • 水・土壌

平成18年度地下水質測定結果について

 環境省は、平成18年度に国及び地方公共団体が水質汚濁防止法に基づいて実施した地下水質の測定結果と、全国の地下水汚染事例に関する調査・汚染原因・対策等の実態把握調査結果をとりまとめた。
 地域の全体的な状況を把握する「概況調査」の結果、全体の環境基準超過率は6.8%であった。項目別の環境基準超過率は、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が4.3%で最も高かった。前年度と比較すると、概況調査全体の環境基準超過率は、前年度の6.3%からやや増加し、項目別の環境基準超過率は概ね横ばいであった。
 汚染が確認された後の監視等を行う「定期モニタリング調査」の結果、1,978本の井戸において環境基準超過が見られた。項目別の環境基準超過本数は、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が715本で最も多かった。前年度と比較すると、環境基準超過井戸の本数は、前年度の1,950本から28本増加した。項目別では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が前年度から約60本増と比較的大きく増加した。その他の項目は、概ね横ばい又は減少していた。
 環境省では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による地下水汚染対策を一層推進していくこととしている。

詳細は、冊子版をご覧ください。

水・大気環境局行政資料

「平成18年度地下水質測定結果」 (冊子版)

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局土壌環境課地下水・地盤環境室
直通:03-5521-8309
代表:03-3581-3351
室長:藤塚 哲朗(内線6670)
室長補佐:佐藤 郁太郎(内線6671)
担当:西前 晶子(内線6672)
   兼平 進一(内線6675)

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