報道発表資料

平成19年10月19日
地球環境
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地球温暖化影響・適応研究委員会の設置と第1回委員会の開催について

 地球温暖化の影響が顕在化し深刻化する状況を踏まえて、わが国と途上国における将来の影響と脆弱性を評価し、適応策の基本的な考え方を整理して、今後の影響・適応研究の具体的な方向性を検討するために、地球温暖化影響・適応研究委員会を設置します。
 第1回委員会は下記の通り開催致します。なお、審議は公開とします。

1.設置について

(1)設置の趣旨

 地球温暖化による影響は、途上国だけでなくわが国のような先進国においてもすでに顕在化しており、今後、社会・経済に甚大な影響を及ぼすおそれが高くなっています。
 将来、気候変動による追加的な影響が不可避である状況の下で、気候変動に適応し、気候変動とともに生きる術(すべ)を検討しなければなりません。また、適応に関する事業を効果的・効率的に実施すること(「賢い適応」)の必要性が、従来にも増して高まっています。
 このような背景を踏まえ、環境省は、わが国と途上国における将来の影響と脆弱性の評価を行い、適応策の基本的な考え方を整理し、今後の影響・適応研究の具体的な方向性を検討するため、地球環境局長諮問委員会として、「地球温暖化影響・適応研究委員会」を設置します。

(2)検討内容

[1]

日本に対する地球温暖化の長期的な(2020-30年ごろまで)影響として国民生活にとって何が重要かを、これまでの科学的知見に基づいて整理する。

[2]

影響・脆弱性・適応研究において、さまざまな分野に共通する方法論などの体系的な整理を行う。可能な分野においては、脆弱性の再評価を行うとともに、リスク分散の方法、必要となる適応対策の概要など適応策の基本的な考え方を整理する。

[3]
日本と途上国における今後の影響把握、脆弱性評価、適応対策の推進に必要となる科学的な知見、方法論、研究課題を明らかにし、今後の研究の方向性を示す。

(3)ワーキンググループの設置

 局長諮問委員会を支援するため以下の7つの分野についてワーキンググループ(非公開)を設置する。

[1]
食料
[2]
自然生態系
[3]
防災・沿岸大都市
[4]
水環境・水資源
[5]
健康
[6]
国民生活・都市生活
[7]
途上国

(4)結果のとりまとめ

 局長諮問委員会は、5月に中間報告書を取りまとめる方向で、今後約4回開催の予定。

(5)メンバー構成

(敬称略 50音順)
三村 信男(座長)

茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター 学長特別補佐・教授

磯部 雅彦

東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授

大垣 眞一郎

東京大学大学院工学系研究科 教授

大野 輝之

東京都環境局都市地球環境部長

倉根 一郎

国立感染症研究所ウィルス第一部長

田中 充

法政大学大学院政策科学研究科 教授

中静 透

東北大学大学院生命科学研究科 教授

西岡 秀三

国立環境研究所 参与

林 陽生

筑波大学生命環境科学研究科 教授

原沢 英夫

国立環境研究所社会環境システム研究領域長

日引 聡

国立環境研究所社会環境システム研究領域
環境経済・政策研究室長

平石 尹彦

地球環境戦略研究機関(IGES) 上級コンサルタント

2.第1回委員会の開催について

(1)日時

 平成19年10月23日(火) 10:00〜12:00

(2)場所

(独)国立環境研究所 東京事務所
東京都千代田区霞が関1−4−2
大同生命霞ヶ関ビル7階

(3)議題

1)
地球温暖化影響・適応研究委員会の設置について
2)
委員会に期待されるアウトプットについて
3)
影響・脆弱性・適応に関する検討の視点について
4)
各分野別WGの検討範囲について
5)
各分野別章の節構成、検討の視点について
6)
全体スケジュールについて

(4)傍聴

 委員会は公開です。傍聴を御希望の方は、傍聴登録を行ってください。お申し込みの際は、「影響・適応研究委員会傍聴希望」と明記し、[1]氏名、[2]住所、[3]電話番号、[4]勤務先、[5]傍聴券の送付先(E-mailアドレス又はFAX番号)を御記入の上、平成19年10月22日(月)午前中必着で、以下のE-mailアドレス又は連絡先あてにE-mail又はFAXでお申し込みください。お申し込みは、傍聴希望者1名につき1通とさせていただきます。
 一般の傍聴可能人数は30名を予定しておりますので、30名を超えた場合は抽選といたします。傍聴いただける方には、〆切後、御指定いただいた送付先に傍聴券を送付いたしますので、当日必ずお持ちくださるようお願いいたします。(傍聴いただけない場合は、その旨御連絡を差し上げます。)

※マスコミ関係の方は、取材登録をお願いいたします。平成19年10月22日(月)午前中までに、下記連絡先までE-mail又はFAXでお申し込みください。

環境省地球環境局 総務課 研究調査室内
地球温暖化影響・適応研究委員会 事務局
傍聴受付担当 塚原、橋本
電話:03-3581-3351(内線6733)
FAX:03-3581-4815
電子メール:chikyu-kenkyu@env.go.jp

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
代表:03-3581-3351
 室長:塚本 直也(内線6730)
 補佐:世一 良幸(内線6731)
 担当:平野 礼朗(内線6735)
 担当:塚原 沙智子(内線6733)

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