報道発表資料

平成19年6月25日
大気環境 地球環境
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「光化学オキシダント・対流圏オゾン検討会」の開催について

 光化学オキシダント(Ox)及び対流圏オゾンの上昇要因について、既存の知見に基づき検討するとともに、今後必要とされる調査研究等の方向性について明らかにするため、光化学オキシダント・対流圏オゾン検討会を開催します。

1.趣旨、目的

 近年、光化学オキシダント(Ox)及び対流圏オゾンの濃度レベルが上昇し、問題となっています。また、平成19年においては5月末までにOx注意報発令が26都府県、延日数44日となっており、過去最高であった平成18年の25都府県を既に上回っている状況にあります。
 Oxの濃度レベル上昇の背景には、[1]大陸からの移流、[2]対流圏オゾンの増加、[3]窒素酸化物(NOx)と揮発性有機化合物(VOC)の濃度比の変化、[4]ヒートアイランド現象等が関係していると考えられています。また、対流圏オゾンは北半球において全球的に増加しており、人為的な影響が大きいものと考えられています。
 このような状況を踏まえ、環境省では学識経験者等による光化学オキシダント・対流圏オゾン検討会を開催し、Ox及び対流圏オゾンの上昇要因について、既存の知見に基づく検討を行うとともに、今後必要とされる調査研究等の方向性について明らかにするものです。

2.委員の構成

 別添のとおり

3.検討会の開催予定

 4回程度とし、会議は公開で行う。(第1回の開催を7月下旬に予定)

4.検討内容

  1. 我が国のOx濃度レベルの上昇要因
  2. 北緯20度〜60度における対流圏オゾンの濃度レベルの上昇要因
  3. 我が国のOxに係る発生源の寄与の程度
  4. Ox濃度の予測手法
  5. 必要とされる調査研究等の方向性
  6. その他必要な事項
(注)
 大気中のオゾンは成層圏オゾンと対流圏オゾンとに分けることができ、成層圏オゾンは大気中の紫外線を吸収する「良いオゾン」といわれています。
 一方、対流圏オゾンは成層圏からのオゾンの降下と対流圏での光化学反応により生成され、地表付近では大気汚染物質として、人の健康影響や植物に対する被害をもたらします。
 また、大気環境基準項目である光化学オキシダントは、大気中の酸化性物質の総称であり、その約90%はオゾンであるといわれています。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
直通:03-5521-8294
 課長:松井 佳巳(内6530)
 課長補佐:宇田川弘康(内6538)
 担当:仙波 道則(内6539)

環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03-5521-8245
 課長:徳田 博保(内6740)
 課長補佐:袖野 玲子(内6755)
 担当:橋本 俊一(内6745)

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