報道発表資料
1.概要
「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)」は、平成6年(1994年)に日米豪仏等(8か国)により開始された、サンゴ礁の保全を目的とした国際協力の枠組。
事務局は参加国が持ち回りで担うことになっており、平成17年7月から我が国とパラオ共和国が共同で事務局を務めている(本年6月まで)。
これまで、年に1回程度総会を開催しており、今回が日本―パラオ共同事務局としての3回目の総会に当たる(前回は平成18年10月22日~23日にメキシコで開催)。
2.開催期日
平成19年4月23日(月)~24日(火)
3.開催場所
東京都豊島区池袋(ホテルメトロポリタン)
<4.参加者
15か国の代表、22の国際機関、NPO団体など世界の各国から65人
(ツバル、中国、国際熱帯木材機関(ITTO 本部:横浜)及び国際マングローブ生態系協会(ISME 本部:那覇)が初めて参加した。)
5.主要な決定事項
別添資料「国際サンゴ礁イニシアティブ総会(東京)<議長総括>」のとおり
6. その他
総会前日の4月22日(日)には、立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区)において、総会の開会式も兼ねた国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会開催記念公開シンポジウム「サンゴ礁保全のためのパートナーシップ~国際サンゴ礁年に向けて~」が開催され、約400人が参加(海外40名、国内362名)。サンゴ礁の保全・再生を目的としたNPO法人「アクアプラネット」を主宰する女優・田中律子(たなか りつこ)氏の講演、サンゴ礁の価値や危機的な現状とその保全のための様々な取組事例の報告、日本、オーストラリア、アメリカ、パラオにおいて多様な主体が連携して取り組んでいるサンゴ礁保全活動をテーマとしたパネルディスカッションが行われた。
7.今後の予定
環境省では、「国際サンゴ礁年2008」に向けて、科学者、NGO、自治体、企業、ダイビング事業者、観光業者等の幅広い関係者からなる国内推進委員会の立ち上げを5月に予定している。
*詳細は、国際サンゴ礁年ホームページ(https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/iyor2008/)
添付資料
- 別添資料1 議長総括 [PDF 17 KB]
- 別添資料2 国際サンゴ礁年ロゴ [PDF 108 KB]
- 別添資料3 Recommendation on Developing MPA Networks [PDF 11 KB]
- 別添資料4 海洋保護区のネットワークに関する勧告(仮訳) [PDF 10 KB]
- 別添資料5 ICRI resolution on coral reefs & climate change [PDF 21 KB]
- 別添資料6 サンゴ礁と気候変動に関する決議(仮訳) [PDF 9 KB]
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
直通:03-5521-8273
課長:渡邉 綱男(内線 6430)
課長補佐:吉中 厚裕(内線 6435)
課長補佐:谷川 潔(内線 6491)
担当:高橋 啓介(内線 6433)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成19年4月17日
- 国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会の開催について
- 平成19年2月20日
- 国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会開催記念公開シンポジウム「サンゴ礁保全のためのパートナーシップ-国際サンゴ礁年に向けて-」
- 平成18年10月30日
- 国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会の結果について