報道発表資料
平成16年6月のエコツーリズム推進会議で取りまとめられた5つのエコツーリズム推進方策のひとつとして、エコツーリズム大賞の実施が掲げられました。このたび、第2回エコツーリズム大賞の受賞団体が決定しましたので発表します。
1.エコツーリズム大賞
エコツーリズム大賞は、エコツーリズムを実践する地域や事業者の優れた取組を表彰し、広く紹介することで、取組への更なる質の向上や継続に意欲を与えるとともに、関係者の連携、情報交換などによる連帯意識の醸成を図ることを目的とした表彰制度です。
2.審査委員
下村 彰男 | 東京大学大学院農学生命科学研究科教授(審査委員長) |
石山 醇 | 社団法人 日本旅行業協会事務局長 |
海津 ゆりえ | NPO法人日本エコツーリズム協会理事 |
桜井 義維英 | NPO法人自然体験活動推進協議会理事 |
佐藤 博泰 | 松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科教授 |
3.審査結果
応募総数76件について、審査委員会で審査の結果、別紙のとおり大賞1点、優秀賞3点、特別賞6点が決定しました。
4.表彰について
表彰式は、本年1月29日(月)に、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される「エコツーリズムシンポジウム」の中で行い、大賞及び優秀賞の受賞者に表彰状を授与します。
また、表彰後、大賞受賞団体から活動紹介をしていただきます。
- 日時
- 平成19年1月29日(月)13時00分~14時15分
- 場所
- 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟5階501
なお、特別賞の受賞者には、後日、関係地方環境事務所から受賞の伝達を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ 平成18年度エコツーリズムシンポジウムの開催について
【参考】
環境省で推進するエコツーリズムとは・・・
- エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方。
- エコツーリズムを成立させるために必要なものは、
- 地域の自然や文化に対する知識や経験の案内=ガイダンス
- 地域の自然や文化を保全・維持するための取り決め=ルール
- エコツーリズムの成立によって、様々な効果が発生する。
- 旅行者に対しては、自然や地域に対する理解が深まり、知的欲求を満足させる。
- 地域の自然環境・文化資源に対しては、それらの価値が維持されるよう保全され、又は向上する。
- 観光業に対しては、新たなニーズに的確に対応し、新たな観光需要を起こすことができる。
- 地域社会に対しては、雇用の確保、経済波及効果及び住民による地域の再発見により、地域振興につながる。
- エコツアーとは、エコツーリズムの考え方を実践するためのツアー
- ※
- この他、環境省HP(https://www.env.go.jp/nature/ecotourism/index.html)も御覧ください。
- また、エコツーリズムモデル事業については、http://www.try-ecotourism.comを御覧ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局総務課自然ふれあい推進室
直通 03-5521-8285
代表 03-3581-3351
室長 岡本 光之(内線6419)
補佐 藤森 貞明(内線6421)
担当 中村 達也(内線6422)