報道発表資料

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2006年11月10日
  • 自然環境

クマ類出没対応マニュアル(暫定版)について

本日開催された、「クマ類の出没に係る対応のあり方緊急調査専門家会合」において、「クマ類出没対応マニュアル(暫定版)」が別添のとおりとりまとめられましたのでお知らせします。

1 クマ類の出没に係る対応のあり方緊急調査専門家会合

 環境省では、本年のツキノワグマの人里への大量出没を受けた緊急的な対応として、福島県、長野県及び富山県において各県と協力して出没要因を調査し、また、クマ出没対応マニュアルを策定することとしています。
 このため、(財)自然環境研究センターに委託し、下記の委員からならる専門家会合を設置しています。

青井俊樹(岩手大学農学部教授)
大井 徹(森林総合研究所関西支所生物多様性研究グループ長)
高柳 敦(京都大学大学院農学研究科助教授)
田中純平(NPO法人ピッキオ 保護管理部ディレクター)
羽澄俊裕((株)野生動物保護管理事務所代表)
間野 勉(北海道環境科学研究センター)
米田政明((財)自然環境研究センター研究主幹)
(五十音順)

2 クマ類出没対応マニュアル(暫定版)

 クマ類の出没から人身被害等を減らすことは、クマ類の適切な保護管理に資するものであるとの考えの下、クマ類の生息地周辺住民の方々や、地方公共団体の鳥獣行政担当者の方々に注意していただきたい事項をまとめたもので、内容は別添のとおりです。

3 今後の予定

 今回取りまとめた暫定版を基に、本年の出没状況等を分析した上で今年度中にマニュアルを取りまとめる予定です。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
課長 星野 一昭 (内線6460)
 室長 猪島 康浩 (内線6470)
 補佐 久保 芳文 (内線6472)

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