報道発表資料
環境省では、ラムサール条約湿地の保全及び賢明な利用に関する普及啓発活動の一環として「ラムサール条約湿地エコツアー・プロジェクト」を提唱し、趣旨に賛同する旅行会社に対して、広く参加を呼び掛けることにしましたのでお知らせします。
本プロジェクトは、より多くの国民に条約湿地を訪れ、親しんでもらう機会を提供することを目的としています。
本プロジェクトは、より多くの国民に条約湿地を訪れ、親しんでもらう機会を提供することを目的としています。
(1)趣旨
「ラムサール条約湿地エコツアー・プロジェクト」は、昨年11月に国内のラムサール条約湿地が33か所に大幅増加したことを背景に、ラムサール条約湿地の保全及び賢明な利用(ワイズユース)に関する普及啓発活動の一環として、環境省が提唱し、趣旨に賛同する旅行会社に対して広く参加を呼び掛けるものです。
本プロジェクトは、条約湿地を実際に訪れ、自然環境やワイズユースの活動について直接見聞きしてもらうツアーを支援することにより、より多くの国民に条約湿地を訪れ、親しんでもらい、理解を深めてもらう機会を提供することを目的としています。
(2)プロジェクトの参加対象となるツアー
国内のラムサール条約湿地を周遊等するツアー(平成18年度中に催行されるものに限る)であって、以下のいずれかの要件に該当するものを対象とします。
- [1]
- 現地ガイド等によるラムサール条約湿地の自然環境やワイズユースに関する解説が含まれているもの
- [2]
- ラムサール条約湿地における湿地保全活動やワイズユースの体験活動が含まれているもの
- [3]
- ツアー参加費用の一部が湿地保全等に還元されるもの
(3)応募条件
本プロジェクトに参加する旅行会社は、ツアー実施に際して、以下の要件を履行するものとします。
- 現地ガイド又は添乗員によるラムサール条約及び条約湿地に関する解説の実施
- 地域で定められたルールの遵守
- 自然環境へダメージを与えないような利用(適正規模のツアーであることを含む。)
- 報告書の提出(参加者の感想、写真、アンケート等を含む。)
(4)旅行会社に対する便宜供与
本プロジェクトに参加する旅行会社に対しては、環境省から以下のような便宜供与を予定しています。
- パンフレット「日本のラムサール条約湿地」のツアー参加者への配布
- ツアー募集パンフレット掲載用の写真提供
- 環境省HPによるツアー情報の広報
- 旅行会社の担当者向け研修会の開催
- その他地域ごとの便宜供与(詳細情報については、下記問い合わせ先までお問い合わせ下さい。)
(5)提出書類
「ラムサール条約湿地エコツアー実施計画書」
以下の項目に留意して、計画書を作成して下さい。特に様式は定めませんが、A4版用紙で2枚程度を目安として下さい。
- 会社名、代表者名(押印)、担当部署名、担当者名、連絡先(住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)
- 応募の理由
- 想定されるエコツアーの行き先、開催時期、開催回数、1回のツアー参加人数、広報の方法・想定されるツアープログラムの内容
- ラムサール条約及びラムサール条約湿地に関する解説の実施方法
- 自然環境への配慮事項
(6)募集期間
平成18年6月16日(金)まで(必着)
(7)応募結果について
環境省において提出書類を確認し、応募要件を満たしていると判断された会社に対しては後日御連絡いたします。
(8)問い合わせ・書類提出先
環境省自然環境局野生生物課
ラムサール条約湿地エコツアー・プロジェクト担当(守分、松田)
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL: 03-3581-3351(内線6466) FAX: 03-3581-7090
Email: wildlife@env.go.jp
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 名執 芳博(6460)
担当 守分 紀子(6468)
松田 彰紀(6466)
総務課自然ふれあい推進室
室長 中島 慶二(6419)