報道発表資料

平成18年3月17日
自然環境
この記事を印刷

生物多様性条約第8回締約国会議の開催について

生物多様性条約第8回締約国会議が3月20日(月)〜31日(金)の日程で、クリチバ(ブラジル)にて開催される。島嶼の生物多様性に関する新たな作業計画、森林の生物多様性に関する作業計画、侵略的外来生物等に関する決議が採択される予定。
 また、26日〜29日に閣僚級会合が開催され2010年目標に向けた各国の取組等が議論される予定。

1 これまでの経緯

生物多様性条約(別紙1参照)が1993年に発効して以来、これまでに7回の締約国会議を開催。
これまで、森林、海洋・沿岸といった主題別の生物多様性に関する作業計画の作成や、外来種、エコシステム・アプローチ、世界植物保全戦略など、横断的な課題に関する決議を採択。
また、第7回締約国会議においては、保護地域に関する作業計画、2010年目標の進捗状況を評価するための暫定枠組み等が採択された。

2 第8回締約国会議の開催

(1)開催地・会議期間

クリチバ(ブラジル)
平成18年3月20日(月)〜31日(金)

期間中、閣僚級会合が26〜29日に開催される。

(2)主な議題

○「2010年目標」等に対する条約の実施状況について
 2010年目標(別紙2参照)等に対する条約の実施状況等について評価し、より効率的に条約の実施を行うために、実施にあたっての障害要因を特定し、それを克服するための手段方法等について議論を行う。
○島嶼の生物多様性
 島嶼の生物多様性の作業計画案について議論し採択する予定。作業計画はは、2010年及びそれ以降における島嶼生態系における生物多様性の損失を顕著に低減させることを目的としている。
○保護地域に関する作業計画
 第7回締約国会議で採択された本作業計画の実施状況について議論を行う。また、保護区域の管理、運営等に必要な手法(tool kit)の開発、国家所轄外の海洋の保護地域の設定等についても議論を行う。
○侵略的外来生物
 外来生物対策については、国際的規制枠組みでカバーし切れていない隙間(ギャップ)があると指摘されたところ。特に、植物検疫や動物検疫の対象とならない外来生物を規制する法的枠組みを持たない国が多い。このような問題について議論を行う。
○乾燥地及び半湿潤地の生物多様性作業計画
 本作業計画の実施状況を詳細に審査する。また、第7回締約国会議で決議された成果指向型目標等の作業計画への組み込みについて議論を行う。
 さらに砂漠化対処条約との連携の推進等について議論を行う。
○森林の生物多様性作業計画
 本作業計画のレビュー方法、成果指向型目標等の作業計画への組込について議論を行う。また、森林法の施行等に関する情報収集について、国際機関やNGOと協力して行うことについて議論を行う。

(3)閣僚級会合

 26日〜29日に閣僚級会合(ハイレベルセグメント)がブラジル政府主催で開催される。「生物多様性と食料及び農業」「生物多様性と開発及び貧困」、「生物多様性と貿易」、「遺伝資源へのアクセスと利益配分」の4つ分科会が設けられ、本会合では「2010年目標及び条約の3つの目的」の実施状況等について議論される。我が国からは南川自然環境局局長が出席する。

(4)サイドイベント

 我が国が平成17年7月から2年間の任期で議長国を務めている国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)(別紙3参照)の取組について、世界に向けて情報を発信するためサイドイベントを3月22日に開催する。サイドイベントでは、ICRIの活動の紹介や、ブラジルやカリブ海のサンゴ礁の状況とその保全のための取組の報告が行われる。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長 阿部 宗広(内線:6430)
 企画官 亀澤 玲治(内線:6480)
 補佐 谷川 潔(内線:6491)
 担当 門脇 大輔(内線:6477)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ