報道発表資料

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2006年02月09日
  • 地球環境

地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の閣議決定について

みんなで止めよう温暖化 チーム・マイナス6%

 我が国は、京都議定書に基づく温室効果ガスの削減約束の達成に向けて、国内対策に最大限努力してもなお約束達成に不足する差分について、途上国で実施する温室効果ガスの排出削減プロジェクトからの削減量等を自国の削減量に算入するいわゆる「京都メカニズム」*1を活用することとしています。
 今般、京都メカニズムによる削減量(いわゆるクレジット*2)の取得、保有及び移転の記録を行うための割当量口座簿の整備、クレジット取引の安全の確保等について定める「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案」について、2月10日(金)に閣議決定し、第164回通常国会に提出する予定であることをお知らせします。

*1

 京都メカニズムとは、京都議定書において、国際的に協調して数値目標を達成するための制度として導入された仕組みであり、[1]共同実施(JI: Joint Implementation)、[2]クリーン開発メカニズム(CDM: Clean Development Mechanism)、[3]国際排出量取引(Emissions Trading)をいう。それぞれについては、下図を参照。

*2
 クレジットは、本法律案中では「算定割当量」という用語で規定されている。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:梶原 成元(内線6770)
 課長補佐:芳野 行気(内線6786)
 課長補佐:近藤 亮太(内線6796)

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