報道発表資料

平成17年11月11日
地球環境
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環境省職員の第47次南極地域観測隊への参加及びホームページでの現地活動の広報について

平成17年11月28日(月)から3月末までの第47次南極地域観測隊(夏隊)に、環境省職員が参加する。今回の参加は、基地活動による周辺環境への影響をモニタリングする技術指針を作成するための準備作業として、昭和基地周辺環境の状況の把握に係る調査(排水及び地表面のサンプリング、廃棄物等の現状調査、写真モニタリング調査等)を実施することを目的としている。
また、現地での活動状況について、「南極−地球の未来を見つめる大陸からのメッセージ」と題して、定期的に環境省ホームページに紹介する予定である。

1.背景

 南極地域観測隊は、昭和30年11月4日付け閣議決定「南極地域観測への参加及び南極地域観測統合推進本部の設置について」に基づき、南極地域における地球物理学的諸現象等の観測を実施することを目的とし、文部科学大臣により編成されるものであり、今回出発する隊で第47次を数える。
 環境省は「南極地域の環境の保護に関する法律」に基づき、南極地域の環境の保護を推進しており、同法の施行状況の確認や南極地域の自然環境や環境影響に関する情報の収集を目的に、近年では平成9年度から5回、のべ6人の職員が同行者として同隊に参加してきた。

2.概要

平成17年11月28日(月)から平成18年3月末までの予定で、第47次南極地域観測隊(夏隊)に環境省職員が同行者として参加する。
 今回の参加の目的は、第15回南極条約協議国会議勧告(1989年、人間が南極環境に及ぼす影響:南極地域における環境モニタリング)の発効が見込まれるため、基地活動による周辺環境への影響をモニタリングする技術指針を作成するための準備作業として、昭和基地周辺環境の状況の把握に係る調査(排水及び地表面のサンプリング、廃棄物等の現状調査、写真モニタリング調査等)を実施することである。その他、南極地域における環境情報の整備体系化のための資料収集や、南極地域観測事業における廃棄物処理等の実態を把握する。

3.南極地域観測隊に参加する職員について

 参加する職員は以下の者であり、本日開催される南極地域観測統合推進本部総会において報告される。なお、同総会の結果は、本日文部科学省から記者発表される予定。

桝 厚生(ます こうせい)
環境技官 環境省地球環境局環境保全対策課 平成14年入省

4.南極地域観測隊参加期間中の活動の広報について

 南極地域の自然環境のすばらしさや、その保護の重要性を広報するため、南極地域観測隊参加期間中の活動状況については、環境省のホームページ内に以下のコーナーを本日から開設し、現地で撮影した写真とともに定期的に掲載する。第1回目の掲載は、12月上旬を予定。

「南極−地球の未来を見つめる大陸からのメッセージ」
URL:http://www.env.go.jp/earth/nankyoku/message

【参考】 南極地域観測事業と南極地域の環境の保護に関する法律

 「南極地域の環境の保護に関する法律」に基づき、日本人が南極地域で観測、観光等の活動を行う場合は、当該活動について環境大臣に申請し、南極地域に与える影響に係る基準を満たしている旨の確認を受ける必要がある。他国で確認又は許可を受けている観測や観光に参加する場合は、届出をする必要がある。
 今回の第47次南極地域観測事業及びそれに関連する諸活動(環境省職員の参加による現地調査を含む)についても、環境大臣の事前の確認を経て実施されるものである。
 なお、以上の制度の概要及び手続の詳細については、南極地域の環境の保護に関するホームページhttp://www.env.go.jp/earth/nankyoku/kankyohogo/index.html をご覧下さい。
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長 小川 晃範(内6740)
 課長補佐 門脇 大輔(内6477)
 担当 桝 厚生(内6747)

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