報道発表資料
環境省が監督している公益信託「サントリー世界愛鳥基金」の平成18年度の募集が始まりました。これまでの鳥類保護に関する専門家の団体に対する助成の他に、今回から、地域に根ざした身近な鳥類保護・観察活動を行うグループ(学校のクラブ、地域ボランティア団体等)も助成対象に加えられましたので、お知らせします。
1.基金の目的と事業内容
本基金の目的は、「我が国のみならず、世界の鳥類保護団体の鳥類の保護活動に資金を助成することにより、鳥類の保護活動の推進に寄与し、もって地球環境の保護に資すること。」で、事業内容は、次の2つです。
- [1]
- 我が国の鳥類保護団体の鳥類保護活動に対する助成
- [2]
- 国際的な鳥類保護団体又は世界各地の鳥類保護活動に対する助成
2.これまでの実績
平成2年度から平成17年度まで、延べ75団体に1億9280万円の助成金が贈呈されました。今年度は、(財)山階鳥類研究所のアホウドリの新繁殖地誘致と繁殖阻害要因の調査への300万円をはじめ、計4件、920万円の助成を行っています。
3.新たな助成対象
地域愛鳥活動助成部門として、地域に根ざした鳥類保護・観察活動を行う学校のクラブ、ボランティア団体等の地域グループを対象に、その活動に伴う費用が助成されます。1件当たりの助成額は、20万円以内とし、総額は200万円です。
4.その他
募集の詳細は、添付した受託者のリリースを御参照下さい。
受託者のリリースは、別途新聞社(54社)文化部宛に配布しています。
サントリー世界愛鳥基金のホームページアドレス:http://www.suntory.co.jp/eco/birds/fund/
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長: 名執 芳博(6460)
課長補佐: 松田 博(6469)
担当: 佐々木真二郎(6469)