報道発表資料

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2005年07月28日
  • 再生循環

大阪府エコタウンプランの承認について

この度、大阪府から「大阪府エコタウンプラン」の承認申請があり、これを審査した結果、府民・研究機関・企業・行政が一体となってネットワークを形成し、エコタウンプランの推進を図るとともに、大阪の経済を担う中小の製造業から排出される有害産業廃棄物を、「亜臨界水反応」を利用した新技術により工業用アルコール等にリサイクルする事業など、独創性・先駆性が認められることから、経済産業省と環境省は、平成
17年7月28日に共同承認することとしました。
 なお、本承認は全国で24番目のエコタウンプランの承認となります。

大阪府エコタウンプランの概要

 大阪都市圏に循環型社会の全国的なモデルを形成することを目指すとともに、環境関連産業の振興を通じ大阪の産業の活性化を図るため、廃棄物最終処分場跡地等を活用し、自然再生の取組みと併せて、先進的な民間リサイクル施設の整備等を行う。

[1]臨海部の遊休地を活用した新技術・新システムを導入したリサイクル施設

 大阪府臨海部の遊休地に、新技術や新システムを導入したリサイクル施設を集中的に立地。

[2]中小企業から排出される有害産業廃棄物のリサイクル施設

 有害物質を含む産業廃棄物を亜臨界水反応を用いて安価に処理し、府域に多く立地する中小企業群を側面的支援。

[3]地球温暖化対策にも貢献するリサイクル施設

 廃木材や食品系廃棄物等バイオマス系資源のリサイクル施設の立地により、地球温暖化対策に貢献。

[4]自然再生の取組みとの連携

 府民・NPO・企業などの多様な主体が参加する「共生の森」づくりとリサイクル施設整備の取組みを通じて、堺第7-3区(廃棄物最終処分場跡地)全体を、循環型社会形成のモデル地域として再生。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
室長: 藤井 康弘(内線6831)
 室長補佐: 七夕 義隆(内線6829)

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